同作はサメ×特撮×温泉を掲げた日本発のサメ映画。
映画『温泉シャーク』完成披露上映会を実施
49年前にアメリカを恐怖に陥れたサメ映画の金字塔『ジョーズ』の公開日だった6月20日に舞台挨拶を実施。 『王様のブランチ』で本作を紹介した際に「スタジオが大盛り上がりだった」というエピソードを明かしたLiLiCoは、感想を聞かれると「おバカ映画みたいな感じかなと思ったら、ちゃんとできていてびっくりしたのよ」と吐露。温泉の中にサメが出てくるわけないと思っていたそうだが「ちゃんとした理由があって『なるほど!』って思ったし、役者もみんないいし、映画でいうエキストラみんなが上手(ジョーズ)だった」と絶賛する。これに池崎は「ジョーズが出ました! いただきました!」と絶叫し、LiLiCoは「これは計算していませんでした」と照れ笑いを浮かべた。
池崎は、本作に出たかったそうで「エキストラを募集していて、僕は監督から直に『エキストラとして出ませんか?』って連絡が来たんですけど、スケジュールが合わなくて、あえなく断念ということで……」と肩を落とし「やっぱり食われたいですよね。公園で食われるのがいいなあ」と想像した。
LiLiCoが「ツッコミどころ満載だけど、オチがちゃんとしているよね」と評価すると、サメ映画ルーキーは「普通、サメ映画ってそういうところを全部投げ飛ばすんですけど、(本作は)考えなくてもいいところまでちゃんと考えているんですよ。こんなサメ映画は見たことがないですね」と絶賛。続けて「みんなサメを出せば面白いだろうということは、前提の知識として持っているんですけど、それにちゃんと向き合っている。どうすれば温泉にサメを出すことができるのかって。
また、LiLiCoは「これは(『ジョーズ』のメガホンをとったスティーブン・)スピルバーグに見せるべきか、見せないべきかずっと考えたんです。見せると嫉妬するんじゃないかなと思って(笑)。こんなに上手(ジョーズ)にできているなんてって」とダジャレを言って観客を笑わせ、「もし会う機会があったら、この話をしたいですね」と笑顔で語った。