10月6日からスタートするWOWOW『連続ドラマW ゴールデンカムイ-北海道刺青囚人争奪編-』(毎週日曜22:00~全9話※第1話は無料放送 WOWOWプライム/WOWOW4K/WOWOWオンデマンド)の完成披露試写会が27日、都内で行われ、主演の山崎賢人をはじめ、山田杏奈矢本悠馬栁俊太郎塩野瑛久、桜井ユキ、中川大志池内博之玉木宏舘ひろしが出席した。

同ドラマは、累計発行部数2,700万部(2024年1月時点)を突破した野田サトルの大人気コミック『ゴールデンカムイ』(集英社ヤングジャンプ コミックス刊)を原作とした映画『ゴールデンカムイ』の続編となるドラマシリーズ第1弾。
明治末期の北海道を舞台に、莫大なアイヌの埋蔵金を巡る一攫千金ミステリーで、厳しい大自然の中で一癖も二癖もある魅力的なキャラクターたちが躍動するサバイバル・バトルアクションを描く。劇場版に続いて杉元佐一役の山崎賢人を始め、アシリパ(※リは小文字が正式表記)役の山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、栁俊太郎、大谷亮平、勝矢、木場勝己、玉木宏、舘ひろしらが続投。さらにはドラマシリーズ版からキロランケ役の池内博之、インカラマッ(ラは小文字が正式表記)役の高橋メアリージュン、家永カノ役の桜井ユキ、奥山夏太郎役の塩野瑛久らも登場し、埋蔵金を巡るバトルは佳境を迎える。

主演の山崎は「映画をたくさんの方に楽しんでいただいてすごくうれしいです。映画が序章に過ぎなかったというか、そういう感じでドラマが始まっていくので、本当に楽しんで観ていただけたらと思います」とアピール。ドラマ版では中川ら新キャラクターも登場するが、久々の共演となった中川について「すごくうれしかったですし、大志の鯉登が出てきてドラマの成功を確信したとスタッフさんが言ってました」と照れながらも絶賛した。

一方の中川は「10代の頃から知っていて、久々に現場は照れ臭かったですね。でも僕は後から合流させてもらったのでドキドキしていました」と緊張感を持って撮影に臨んだという。中川は薩摩生まれのエリート・第7師団少尉の鯉登音之進を演じる。「眉毛が特徴的でこだわりました。自分でもあの眉毛を初めてつけた時に鯉登じゃん! と自画自賛しました。あの眉毛に感謝しています」と振り返りつつ、「初日の撮影は賢人と矢本くんが結構離れていて、僕が遠くから行くシーンだったんですが、50m先からずっと笑っているんです。
僕は初日から緊張して一生懸命やっていたんですが、ずっと笑われてたのでやりづらかったですね」とエピソードも明かした。中川を笑ったことについて山崎が「大志が好きなんですよね、多分。好きだから走ってくるだけで面白くて(笑)」と明かすと、矢本も「観たことのない絵面で耐えられなかったです(笑)」と振り返った。

映画版からバディを組み、ドラマシリーズからさらにバディ感が色濃くなっていく山崎と山田。映画版から長期にわたる撮影を経て「お互いの意外な一面は?」という質問に、山田は「少年です。池内さんと同じ現場の日にキャンプのロープワークみたいなのを池内さんから教わって目をキラキラさせて『すごいです!』と。すごく楽しんでいらっしゃったので少年だなと思いました」と回答。対する山崎は「めちゃくちゃ寒い撮影だったので、すごいスープを毎朝楽しみにしていました。『今日は何だろう?』って。少女(笑)」と笑いを誘っていた。
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