●ギルティの極み!! 「天下一品監修 こってりまん」(248円)
2025年も気づけば中華まんがおいしい季節になってきた。
今年のローソン中華まんシリーズには『天下一品』の「こってりラーメン」コラボの商品が登場しているそうだが、あのこってり具合を中華まんとして昇華できるのだろうか……?
そこで今回は「こってりまん」含む、ローソン中華まんコーナーで購入できた6品をまとめてレビューしていく!
ギルティの極み!! 「天下一品監修 こってりまん」(248円)
価格 : 248円
エネルギー : 207kcal
※ナチュラルローソンでは取扱いがないとのこと
さっそく本丸のこってりまんから実食。
あの天下一品のこってりスープに、チャーシューを仕込んだという中華まんがこちら。見た目は若干生地が黄色っぽい以外の違いはなさそうだ。大きすぎず小さすぎずな、めちゃくちゃ普通の中華まんに見える。
背面には「天下一品でお待ちしてます。」の文字が。裏紙まで手が込んでおりビジュアルもかわいらしい。
そしてオープンしたビジュアルがこちら!
……粘度がすごい!!!! 今回の食べ比べでは、中華まんの具材としては高粘度な抹茶ショコラまんやピザまん、ごまあんまんなども食したのだが、比にならないくらいねっとりしている。
こってりラーメンのこってりさを再現するには、これくらいの粘度が必要なのは理解できる。そして中央に隆起しているのが仕込まれたチャーシューだろうか……? 完全にコーティングされており、何が何だかいまはわからない。
ではさっそくいただきます。
……すごい!!!! 天一のこってりスープがそのまま中華まんのなかにインされているのをしっかり感じられるだと……!?
写真で伝わるか少し不安なのだがどろっと感もすごい。そして鶏ガラたっぷり使ったような濃厚な旨みとガツンと塩味感じる仕上がりの再現度もすごい。
そして具材にはチャーシューのような角切り肉も入っており、食感のアクセントがあるのもよい。
これは天下一品のこってりラーメン好き必食案件である。ぜひ天一ガチ勢の感想を聞きたい。うまい。天下一品に行きたくなる。
筆者が過去良くした中華まん史上、もっともギルティな味わいだったといえる。まじでワンハンド天一だ。
「特撰 醤油豚まん」(268円)
価格 : 268円
エネルギー : 259kcal
※北海道・東北・関東地域のローソン、ナチュラルローソンのみの取扱いとのこと
今年のローソンの豚まんは「特撰 醤油豚まん」と「特撰 塩豚まん」の2商品が登場しているが、こちらは国産豚を使用し、2種の醤油をブレンドしたという一品。玉ねぎの甘味を生かした仕上がりになっているとのことだ。
醤油仕立てということもあってか、普段の具材よりも茶色味が強い印象だ。筆者中華まんを購入するときは、具材ゴロゴロかつビッグサイズで仕上げられた豚まんが一択派なのだが、これは具材もサイズも申し分なし。
いざ実食。ごろごろ具材は食べ応えがあり、特にたけのこの食感がアクセントとなっておりうまい。味付けもガツンとインパクトがあり、今回購入した中華まんのなかでも特に【食べた感】があるため、空白時にはこれが1番だ。
ただ通常の豚まんよりも豚の脂身を食べる感が弱い印象……? 脂身の少ない豚肉を利用しているのかもしれない。ギルティな味わいが好きな筆者としては少しだけ残念だった。
「ピザまん」(170円)
価格 : 170円
エネルギー : 193kcal
※店舗、地域により取扱いがない場合があるとのこと
つづくもコンビニ中華まんの定番をご紹介。モッツァレラチーズの特徴が大いに体感できるピザまん、とのことだが、それは言い過ぎではないビジュアルに驚いた。
半分に割ってみると、具材をすべてコーティングするチーズが登場した。
ピザまんのチーズ含有量は思ったよりも多かったのかさ……と感じる仕上がりになっている。チーズのまろやかさとモッツァレラチーズの食感も楽める。
味の決め手になっているのはトマトの酸味と甘味だが、チーズのまろやかさが食べ飽きない味わいに整えてくれているようだ。
トマトソースは思ったよりも甘みが強い印象。
「つぶあんまん」(160円)
価格 : 160円
エネルギー : 197kcal
※店舗、地域により取扱いがない場合があるとのこと
どこから食べてもつぶが感じられるという一品がこちら。
1センチほどありそうなつぶあんがたっぷり詰まっており、しっかり煮詰めたあんこの甘さ、柔らかさがおいしい。つぶをしっかり感じられるうえに、食せばほろりとほどける、柔らかい仕上がりになっていた。
つぶあんになると一気に中華から和スイーツ感がでるのが不思議。こしあんを利用したあんまんよりも、あんこの味わいと甘みを感じられる印象だ。
『あんまんは口に残る濃厚なあまみがほしい!! 』そんなこしあん派には甘さとコクが足りないかもしれないが、新作和スイーツを食べている感があってかなりうまい。さすがスイーツがうまいローソンの新作といったところだ。
「ごまあんまん」(160円)
価格 : 160円
エネルギー : 225kcal
※北海道地域のローソンでは取扱いがないとのこと
食べた1口目から濃厚なごまの風味を堪能できるというこちら。外見からごまを利用しているのがわかる仕上がりになっているのが特徴だ。
どろりとあふれる真っ黒な具材はめちゃめちゃにごまを感じる味わいになっている、これはうまい。『ごま味』がとにかくすごいのだ。
すりごまを食べた時に皮が残るような質感が表現されており、とろとろだけじゃない食感も食欲をそそる。こしあんまんにごまのコクをプラスしたような仕上がりというのだろうか。甘さとごま味のバランスが絶妙だ。
生地がごま色な点も「あぁごまくってるな感」をブーストしてくれるのでかなりよい。生地に練り込まれた胡麻の味わいについては正直わからないが、甘すぎないのに甘い、そんなおいしい一品だった。
「森半監修 抹茶ショコラまん」(190円)
価格 : 190円
エネルギー : 193kcal
※店舗、地域により取扱いがない場合があるとのこと
最後にご紹介するのは、京都宇治の老舗お茶屋『森半』監修の一品。真緑の球体を食べる、という不思議な感覚を味わえる一品だ。
具材はさらに濃厚な抹茶色に仕上げられており、こっくりとした味わいを堪能できそうだ。クリーミーな質感が食欲をそそってくる。
……思っていたよりも甘みが強い! 今回購入した中華まんではトップで甘い。
ただ、甘いなかにも抹茶の渋みを感じることができ、甘みと抹茶のコクのバランスは上々。抹茶らしさと中華まんで味わいたい甘みを合わせて楽しめる仕上がりになっている。
抹茶スイーツの中には抹茶の苦みを感じられない品もあるなかで、しっかりとこれを感じられるのが魅力のひとつだ。抹茶好きかつ甘党におすすめしたい一品。
こってりしていたりお肉がごろごろしていたり、濃厚な甘さを楽しめたり。さまざまな中華まんを楽しめるのは寒い季節だけ。売り切れるまえに、ぜひ試してほしい。
まるいさん まるいさん 武蔵野美術大学卒 web業界 編集/ライターの1996年生まれ、カラアゲニスト。 食レポ・イベント取材・インタビュー取材等を行っています。 写真はミラーレスとiPhone 12miniで撮影、noteのイラストは全自作。 趣味は 漫画/アニメ/美術館めぐり/絵描き 等 この著者の記事一覧はこちら
2025年も気づけば中華まんがおいしい季節になってきた。
今年のローソン中華まんシリーズには『天下一品』の「こってりラーメン」コラボの商品が登場しているそうだが、あのこってり具合を中華まんとして昇華できるのだろうか……?
そこで今回は「こってりまん」含む、ローソン中華まんコーナーで購入できた6品をまとめてレビューしていく!
ギルティの極み!! 「天下一品監修 こってりまん」(248円)
価格 : 248円
エネルギー : 207kcal
※ナチュラルローソンでは取扱いがないとのこと
さっそく本丸のこってりまんから実食。
あの天下一品のこってりスープに、チャーシューを仕込んだという中華まんがこちら。見た目は若干生地が黄色っぽい以外の違いはなさそうだ。大きすぎず小さすぎずな、めちゃくちゃ普通の中華まんに見える。
背面には「天下一品でお待ちしてます。」の文字が。裏紙まで手が込んでおりビジュアルもかわいらしい。
そしてオープンしたビジュアルがこちら!
……粘度がすごい!!!! 今回の食べ比べでは、中華まんの具材としては高粘度な抹茶ショコラまんやピザまん、ごまあんまんなども食したのだが、比にならないくらいねっとりしている。
こってりラーメンのこってりさを再現するには、これくらいの粘度が必要なのは理解できる。そして中央に隆起しているのが仕込まれたチャーシューだろうか……? 完全にコーティングされており、何が何だかいまはわからない。
ではさっそくいただきます。
……すごい!!!! 天一のこってりスープがそのまま中華まんのなかにインされているのをしっかり感じられるだと……!?
写真で伝わるか少し不安なのだがどろっと感もすごい。そして鶏ガラたっぷり使ったような濃厚な旨みとガツンと塩味感じる仕上がりの再現度もすごい。
そして具材にはチャーシューのような角切り肉も入っており、食感のアクセントがあるのもよい。
チャーシュートッピングした天一のコッテリスープを片手持ちで食べているような感覚だ。意味わからんかも知れないがそうなのである。
これは天下一品のこってりラーメン好き必食案件である。ぜひ天一ガチ勢の感想を聞きたい。うまい。天下一品に行きたくなる。
筆者が過去良くした中華まん史上、もっともギルティな味わいだったといえる。まじでワンハンド天一だ。
しょっぱ中華まんまとめてレビュー!
つづけてローソンの2025年新作中華まんのしょっぱい部門をレビューしていこう。「特撰 醤油豚まん」(268円)
価格 : 268円
エネルギー : 259kcal
※北海道・東北・関東地域のローソン、ナチュラルローソンのみの取扱いとのこと
今年のローソンの豚まんは「特撰 醤油豚まん」と「特撰 塩豚まん」の2商品が登場しているが、こちらは国産豚を使用し、2種の醤油をブレンドしたという一品。玉ねぎの甘味を生かした仕上がりになっているとのことだ。
醤油仕立てということもあってか、普段の具材よりも茶色味が強い印象だ。筆者中華まんを購入するときは、具材ゴロゴロかつビッグサイズで仕上げられた豚まんが一択派なのだが、これは具材もサイズも申し分なし。
いざ実食。ごろごろ具材は食べ応えがあり、特にたけのこの食感がアクセントとなっておりうまい。味付けもガツンとインパクトがあり、今回購入した中華まんのなかでも特に【食べた感】があるため、空白時にはこれが1番だ。
ただ通常の豚まんよりも豚の脂身を食べる感が弱い印象……? 脂身の少ない豚肉を利用しているのかもしれない。ギルティな味わいが好きな筆者としては少しだけ残念だった。
「ピザまん」(170円)
価格 : 170円
エネルギー : 193kcal
※店舗、地域により取扱いがない場合があるとのこと
つづくもコンビニ中華まんの定番をご紹介。モッツァレラチーズの特徴が大いに体感できるピザまん、とのことだが、それは言い過ぎではないビジュアルに驚いた。
半分に割ってみると、具材をすべてコーティングするチーズが登場した。
ピザまんのチーズ含有量は思ったよりも多かったのかさ……と感じる仕上がりになっている。チーズのまろやかさとモッツァレラチーズの食感も楽める。
味の決め手になっているのはトマトの酸味と甘味だが、チーズのまろやかさが食べ飽きない味わいに整えてくれているようだ。
トマトソースは思ったよりも甘みが強い印象。
酸味より甘みが勝る仕上がりだ。ローソンでジャンキーな中華まんを食べたいならこれだ。
甘味中華まんまとめてレビュー!
さいごにはスイーツ仕立ての甘味中華まんをまとめてご紹介。「つぶあんまん」(160円)
価格 : 160円
エネルギー : 197kcal
※店舗、地域により取扱いがない場合があるとのこと
どこから食べてもつぶが感じられるという一品がこちら。
1センチほどありそうなつぶあんがたっぷり詰まっており、しっかり煮詰めたあんこの甘さ、柔らかさがおいしい。つぶをしっかり感じられるうえに、食せばほろりとほどける、柔らかい仕上がりになっていた。
つぶあんになると一気に中華から和スイーツ感がでるのが不思議。こしあんを利用したあんまんよりも、あんこの味わいと甘みを感じられる印象だ。
『あんまんは口に残る濃厚なあまみがほしい!! 』そんなこしあん派には甘さとコクが足りないかもしれないが、新作和スイーツを食べている感があってかなりうまい。さすがスイーツがうまいローソンの新作といったところだ。
「ごまあんまん」(160円)
価格 : 160円
エネルギー : 225kcal
※北海道地域のローソンでは取扱いがないとのこと
食べた1口目から濃厚なごまの風味を堪能できるというこちら。外見からごまを利用しているのがわかる仕上がりになっているのが特徴だ。
どろりとあふれる真っ黒な具材はめちゃめちゃにごまを感じる味わいになっている、これはうまい。『ごま味』がとにかくすごいのだ。
すりごまを食べた時に皮が残るような質感が表現されており、とろとろだけじゃない食感も食欲をそそる。こしあんまんにごまのコクをプラスしたような仕上がりというのだろうか。甘さとごま味のバランスが絶妙だ。
生地がごま色な点も「あぁごまくってるな感」をブーストしてくれるのでかなりよい。生地に練り込まれた胡麻の味わいについては正直わからないが、甘すぎないのに甘い、そんなおいしい一品だった。
「森半監修 抹茶ショコラまん」(190円)
価格 : 190円
エネルギー : 193kcal
※店舗、地域により取扱いがない場合があるとのこと
最後にご紹介するのは、京都宇治の老舗お茶屋『森半』監修の一品。真緑の球体を食べる、という不思議な感覚を味わえる一品だ。
具材はさらに濃厚な抹茶色に仕上げられており、こっくりとした味わいを堪能できそうだ。クリーミーな質感が食欲をそそってくる。
……思っていたよりも甘みが強い! 今回購入した中華まんではトップで甘い。
ただ、甘いなかにも抹茶の渋みを感じることができ、甘みと抹茶のコクのバランスは上々。抹茶らしさと中華まんで味わいたい甘みを合わせて楽しめる仕上がりになっている。
抹茶スイーツの中には抹茶の苦みを感じられない品もあるなかで、しっかりとこれを感じられるのが魅力のひとつだ。抹茶好きかつ甘党におすすめしたい一品。
こってりしていたりお肉がごろごろしていたり、濃厚な甘さを楽しめたり。さまざまな中華まんを楽しめるのは寒い季節だけ。売り切れるまえに、ぜひ試してほしい。
まるいさん まるいさん 武蔵野美術大学卒 web業界 編集/ライターの1996年生まれ、カラアゲニスト。 食レポ・イベント取材・インタビュー取材等を行っています。 写真はミラーレスとiPhone 12miniで撮影、noteのイラストは全自作。 趣味は 漫画/アニメ/美術館めぐり/絵描き 等 この著者の記事一覧はこちら
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