壱番屋は1月17日より全国のカレーハウスCoCo壱番屋で開催の「創業祭2025」にて、ココイチのアンバサダーを務める山田裕貴さんが監修した「塩豚角煮ジンジャーカレー」を数量限定で販売する。店内飲食は1,040円、テイクアウトは1,094円。
メディア発表会には壱番屋の法被を身にまとった山田さんが登壇し、新商品をアピールした。

○ココイチ初の「生姜」に焦点を当てたカレー

発表会で、壱番屋 代表取締役社長の葛原守氏は「私たちは一昨年前(2023年)よりブランドスローガンに『毎日にカレーを!』を掲げています。たくさんの方に、毎日でも店舗に通ってもらえるよう、新たなメニュー、企画、コンテンツの導入を進めています」と説明。ココイチ初のアンバサダーに就任した山田裕貴さんとのコラボについても「念願が叶いました」と笑顔を見せる。

これを受けて、山田さんも「ココイチのカレーは子どもの頃から23年間、ずっと食べ続けてきました。カレーはココイチと決めたときから、うちの母親はカレーを作らなくなりました。まさか、こうしてコラボメニューを開発できるなんて夢のようです」と興奮した様子。舞台上では、両者によるくす玉割りが行われた。

山田裕貴監修「塩豚角煮ジンジャーカレー」は、およそ1年半の開発期間を経て完成した、山田さんのこだわりが詰まった新メニュー。柔かく煮込んだ塩豚角煮×生姜の風味が絶妙に効いたソースが特徴となっている。甘酢で味をつけた針生姜で、味の変化も楽しめる趣向。

葛原社長は「これまでココイチでは、生姜に焦点を当てたメニューは展開してきませんでした。
どうなるか、との懸念もありましたが、生姜とカレーソースの相性は非常に良いことが分かりました。開発メンバーの努力もあり、とても美味しく仕上がっています」と太鼓判を押す。

実食を前に山田さんは「もうジンジャーの良い香りがここまで漂っていますよ」と満面の笑み。では、そのお味は?

「カレーを口の中に入れた瞬間に、豚角煮の柔らかい食感が伝わってきました。ルーからは生姜の香りがフワッと立ち上がる感じ。食べた後から、身体がポカポカと温まってきて...」。生姜が食欲をそそるため、もう一口、もう一口と食べたくなりますね、と続けた。

MCが静止しても、カレーをすくう手が止まらなかった山田さん。今回のコラボを振り返ると「作品をひとつ撮り終えて、劇場公開されるときの気持ちと似ています。ここからは、皆さんにどれだけ食べてもらえるかですね」とした。

テレビ向けには1月17日より、新CM「ココイチもすごいけど俺もすごい」篇(15秒)が全国放映される予定。

また1月17日から2月28日まで、オリジナルスプーンが当たるキャンペーンが実施される。
「塩豚角煮ジンジャーカレー」を1食注文するごとにスピードくじが1枚ひける。景品として、Made in TSUBAMEの全4種(合計12万本)のスプーンが用意されている。

新春らしく、書き初めの発表も行われた。山田さんが毛筆で書いた今年の抱負は「新商品de革命を」。MCから、その真意について聞かれると「ココイチと一緒に革命を起こしたいんです。もうオレの背中には、たくさんのカレーがついている」と、最後は戦隊ヒーローのような勇ましい口ぶりで締めくくった。

近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。
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