おしゃれなカフェ巡りや最新グルメが大好きな人も多いですよね。でも、気づいたら「食費が思ったよりかかってる…」なんてことも。
せっかくなら、トレンドグルメを楽しみながら、賢くお金を使いたい! そこで今回は、2025年のグルメトレンドと、おしゃれに食を楽しむための賢いお金の使い方 をご紹介します。
2025年のトレンドグルメはこれ!
最新のグルメトレンドを押さえて、日々の「食」をもっと楽しみましょう。2025年は、見た目にも映えて、美容や健康にも気を遣える“自分らしい食選び”が注目されそうです。
○■ 進化系スイーツ
見た目の美しさやコンセプト重視のスイーツが増え、「映えるだけでなく、素材やストーリーにもこだわったお菓子」が支持を集めています。バターサンド専門店やグルテンフリーカフェ、ヴィーガンスイーツなど、「罪悪感なく楽しめる甘さ」を求める人が増えており、ヘルシー志向のトレンドと融合しています。
カヌレチュロス(カヌレ+チュロスのハイブリッドスイーツ):新食感スイーツとして注目されています。
ハイブリッド食感:「ザクふわ」「サクじゅわ」など、異なる食感を組み合わせたスイーツが人気を集めています。
○■ 高級食材をカジュアルに楽しむ
キャビアやトリュフ、A5ランクの和牛など、これまでは特別な日でしか食べられなかった食材が、ファストフードやカジュアルダイニングで手軽に楽しめるように。「リッチな素材を気軽に」がキーワードで、“ちょっと背伸び”した外食体験が人気です。
○■ アート系カフェが人気!
色鮮やかなドリンク、繊細なデザインのスイーツ、個性的な空間演出など、“まるで美術館にいるようなカフェ”が注目されています。「写真映え」「動画映え」はもちろん、そこでしか味わえない限定メニューやインテリアへのこだわりも支持のポイントに。
映えるスイーツ:デザイン性の高いスイーツやドリンクがSNSで話題となっています。
○■ ヘルシー&サステナブルな食スタイル
美味しさだけでなく、健康や環境への配慮を意識する人が増えています。発酵食品やプラントベース(植物由来)メニューは、美容・腸活・地球にもやさしいとして、20~30代女性を中心に広がっています。「自分の身体も、地球にもやさしくいたい」という価値観が、食選びにも表れています。
海外の本場グルメを日本で楽しむ
海外旅行に行けなくても、本格的な海外の味を楽しめるお店が増加中。ニューヨークスタイルのピザ、韓国の屋台グルメ、ベトナムのフォーやバインミーなど、“気軽に食の旅気分”を味わえるのが魅力です。テイクアウトやデリバリーで本場の味を自宅で楽しむ人も増えています。
グルメを楽しむ! 上手なお金の使い方
食事はただのエネルギー補給ではなく、人生の楽しみのひとつ。おいしい食事を堪能することは、心の豊かさにもつながります。しかし、「気づけば食費がかさんでしまった…」なんて経験はありませんか?
ここでは、食を楽しみながらも賢くお金を使う方法を紹介します。上手な食費の使い方を意識すれば、満足度を高めつつ無駄な出費を抑えることも可能です。
1.「食費=自己投資」と考える
食にお金をかけることは、単なる支出ではなく、自分の健康や満足度を高める“自己投資” になります。質の良い食事を摂ることで、体調管理がしやすくなったり、美容や集中力向上にもつながったりと、長期的なメリットが多いのが特徴です。
例えば…
コーヒー1杯に500円かけるなら → 「ただのドリップコーヒー」ではなく、こだわりの焙煎を施したスペシャルティコーヒーや、バリスタの技術が光る一杯を選ぶことで、価格以上の価値を得られます。
1,000円のランチなら → 「ボリューム重視」ではなく、栄養バランスや食材の質、ヘルシーな調理法を意識することで、食後のコンディションも整えられます。
最近では、「フードテック」として、栄養素を計算した健康志向のメニューを提供するレストランも増えています。食べるものにこだわることで、日々のパフォーマンスを上げることも可能です。
2.「ちょい贅沢ルール」で満足度アップ!
毎日ちょこちょこ使うより、週に1回「ご褒美ランチ」や「特別なディナー」を楽しむのがオススメ。
例えば…
「月1回のホテルビュッフェ」 → いつもよりちょっと高級な食事を体験することで、モチベーションアップ!
「話題のレストランでディナー」 → 1回の食事の満足度が高まることで、食への満足感が持続!
「特別な日の外食」をあえてスケジュールに組み込むことで、日常の食事のメリハリがつき、無駄な出費を減らしながら最大限の満足度を得られるようになります。
3.「1回の外食にかける理想の金額」を決める
「気づいたら食費が高くなっていた…! 」なんてことを防ぐために、「1回の外食にかける理想の金額」を事前に決めておくのも効果的です。
例えば…
「カフェなら1,000円以内」「ディナーなら3,000円まで」 など、自分なりの基準を作る。
「月の食費予算を決めて、週ごとに振り分ける」 ことで、外食の楽しみをキープしながら無理なく管理!
「ランチは抑えめ、ディナーはちょっとリッチに」 というように、時間帯やシチュエーションによってメリハリをつける。
金額のルールを設定することで、「今日はこの範囲で楽しめる! 」と安心感を持ちながら外食ができるようになり、満足度もアップします。
こんなサービスもある! お得に楽しむアイデア
おしゃれな外食を楽しみつつ、上手にお金を使いたい方におすすめなのが、ちょっとした工夫で得られる“お得グルメ体験”。ここでは、賢く活用できる注目のサービスや食事の選び方をご紹介します。
レストランのサブスクを活用
最近では、月額制の飲食サブスクリプションサービスも増えています。たとえば、「月額3,000円で提携レストランのランチが月2回無料」など、日常的に通えるお店をお得に利用できるサービスが注目を集めています。
中には、サブスク会員限定の特別メニューや優先予約ができる特典付きプランもあり、“賢く楽しむ外食”の新スタイルとして広まりつつあります。
ホテルビュッフェの裏技
少し贅沢な気分を味わいたい時にはホテルビュッフェも人気ですが、時間帯や曜日を工夫するだけで料金が大きく変わることも。
たとえば、「平日のランチは週末より1,000円以上安い」「アフタヌーンティーは15時以降が割引対象になる」など、知っておくだけで得する裏技がたくさんあります。
SNSや公式サイトでお得なプラン情報をこまめにチェックすれば、予算内で“プチ贅沢”を楽しむことができます。
まとめ:「楽しく食べて、上手にお金を使おう!
毎日の食事は、ただ空腹を満たすためだけではなく、自分自身を大切にする行為でもあります。好きなものを食べる時間、誰かと食卓を囲むひととき、新しい味に出会うワクワク感。どれも“食”を通して得られる、かけがえのない体験です。
一方で、食にかけるお金の使い方を少し意識するだけで、もっと豊かに、もっと自分らしく食を楽しむことができます。
「食を楽しむ=自己投資」と捉えれば、健康や心の満足感につながる選択も自然とできるようになります。トレンドを取り入れつつも、自分に合った“お金の使いどころ”を見つけていくことが、満足度の高い「食ライフ」につながっていくはず。
ちょっとした工夫や知識があれば、外食もおしゃれも、無理せず賢く楽しめるようになります。「おしゃれな食をもっと楽しみたい! 」「グルメもお金も大事にしたい! 」という人は、ぜひ今回のヒントを参考に、自分らしい“食のスタイル”を見つけてみてくださいね!
この記事を執筆したファイナンシャルプランナー紹介
小峰一真(こみねかずま)
所属:マイホームFP株式会社
MILIZE みらいず AIとITと金融工学の力を駆使し、お金の計画・管理・運用まで完結できる次世代の金融ウェブサービスを手掛けている。個人の方向けには、専属FPにオンライン相談・メール相談ができるサービス『TAMARU』や、お金の情報について動画で分かりやすく解説する『MILIZEチャンネル(YouTube)』など、"金融商品を売らない"完全中立的な金融サービスを提供している。 この監修者の記事一覧はこちら
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