ファミリーマートは3月27日、「若手時代のヒヤッとエピソード」と「当時あったらよかったコンビニサービス」に関する調査の結果を発表した。調査は2025年3月14日~3月15日、一都三県30歳~49歳の社会人男女400人を対象にインターネットで行われた。
○「新卒・若手時代のヒヤッと体験」ランキング
新卒・若手時代の"ヒヤッと体験"で最も多かったのは、「仕事が忙しく、宅配便を自宅で受け取れなかった」(31.0%)という回答だった。新卒・若手社会人は、一人暮らしを始める人も多く、慣れない仕事のスケジュールに追われる中で、宅配物の受け取りがスムーズにできず、困ることが多かったと推測される。特に仕事で使用する備品や、急ぎの荷物が受け取れないことで、支障をきたすケースも考えられる。
第2位は「急遽住民票の写し等の書類が必要になって時間・休みがとれなくて困った」(22.3%)という結果に。社会人になると、銀行口座の開設や転居手続き、会社提出書類等で突然公的書類が求められる場面が増える。しかし、役所は平日の限られた時間しか開いていないため、急な対応ができず困る人が多かったと考えられる。
第3位は「出先で携帯/スマートフォンの充電が切れてしまい連絡手段を失った」(13.3%)。特に新卒・若手社会人は、長時間の外出や急な移動時に充電の減りに気づかず、重要な連絡が取れなくなるという状況に直面することもあるようだ。
○新卒・若手時代に「あったらよかった」コンビニサービス
新卒・若手時代に「当時あったらよかったな」と思うコンビニサービスの1位は「マルチコピー機(行政サービス)」(39.3%)だった。新社会人にとって、転居やクレジットカードの作成、各種契約の際に求められる公的書類の取得は避けられない。これらの場面に直面した新卒・若手時代のことを思い出した人が多くいたことが推察できる。
次いで、2位「店頭受け取りサービス」(33.5%)、3位「スマートロッカー」(29.0%)がランクインし、先ほどの調査結果同様に、仕事の忙しさから自宅で宅配便を受け取れず困った経験や、郵便局に荷物を持ち込むことが難しかったという宅配便に関するエピソードも一部意見としてみられた。
7位には「収納代行サービス」(21.0%)がランクインした。一人暮らしを始める際、銀行口座の引き落とし設定が完了するまでの間は、電気・ガス・水道・通信費などの支払いを払込票で行わなければならないことが多いため、収納代行サービスの利便性が高まった。
○"ヒヤッと体験"を解決する便利なサービス
ファミリーマートでは、社会人がぶつかる"ヒヤッと体験"を解決する便利なサービスを展開している。例えば、フリマサイトの商品発送や、Amazon・ECサイトの購入品、不在時の転送荷物の受け取り可能な「ファミロッカー」を展開。マルチコピー機を使用すれば、役所の営業時間を気にせず住民票や印鑑登録証明書などの公的書類を取得することができる。
ほかにも、公共料金の支払いができる収納代行サービスは、24時間コンビニで支払いができることに加え、支払いを「ファミペイ払い」にすると、1件につきファミマポイントが10ポイントもらえるため、新生活の出費がかさむ時期にはうれしい特典となっている。さらに、店舗内に設置しているChargeSPOT(モバイルバッテリーシェアリングサービス)を活用すれば、出先でもスマートフォンの充電ができる。
○新卒・若手時代にやらかしたリアル失敗談
新社会人の多くは、慣れない環境の中でさまざまな失敗を経験する。今回の調査では、そんな先輩社会人たちの新卒・若手時代のリアル失敗談も多く寄せられた。例えば、「提案資料を忘れてしまい、パソコンもなく手詰まりになった」といった、うっかりミスによる失敗談や、「電気代の払込が遅れ、電気を止められそうになった」など、社会人生活の基本であるお金回りの管理に関する失敗談も目立った。
ファミリーマートでは、上記で紹介したピンチで役立つサービスを提供している。提案資料を忘れてしまった際も、スマートフォン内にバックアップを予め取っておけば、マルチコピー機を活用することで、簡単に印刷が可能。
さらに、電気代などの公共料金の支払いも、収納代行サービスを利用すれば24時間対応可能となる。
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