LGエレクトロニクス・ジャパンは5月12日、都内の共創型ショールーム「THE MUSEUM」でメディア向けの製品発表会を開催し、その中で新製品「LG Smart Monitor Swing(型番:32U889SA-W)」を発表した。5月20日からMakuakeでの先行販売を実施する。


モニターそのものにwebOSを搭載したことで、PCやスマートフォンなどを用いなくても単体でVODサービス等を利用できる「LG Smart Monitor」シリーズの新製品。2022年からラインナップを拡充し続けてきており、今回の新製品では設置位置や利用スタイルをかんたんに変更できるユニークなスタンドを採用した点がポイント。モニターそのものは31.5型の大画面で、4K解像度によるキレイな画面表示に対応。タッチ操作をサポートしたことで、リモコンを用いなくても直接画面に触れて操作を行える。

一般的なモニターとしても利用可能で、家庭用ゲーム機やレコーダーなどとの接続に向くHDMI端子も搭載。eARC機能をサポートしており、サウンドバーを組み合わせることで高品質なオーディオの再生環境にも組み込める。USB-C端子は最大65Wでの給電にも対応し、対応するPCとの接続では映像出力と給電をケーブル1本で行える。

Makuakeでのクラウドファンディングでは3通りの支援方法が用意されており、スタンド付きのオールインワン仕様、スマートモニター単体、さらにスタンドのみでも購入可能。スタンドの単体バージョンは互換性確保のためにオールインワンモデルとは若干仕様が異なっており、VESA 100mm×100mmに対応するモニターと組み合わせで使用可能だ。

会場には実機も展示されており、実際に製品の様子を眺めることができた。31.5型は一般的なリビングで邪魔にならず小さすぎないちょうどいいサイズ感で、4K IPSパネルは高精細で視野角が広く、適当な角度から画面を見ても十分見て取れる。スタンド底面にはACアダプタを収納できるスペースが設けられ、床にACケーブルを引き回して利用することになりそうだ。
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