飲食店のおいしい食べ物をすぐに配達してくれる便利な「Uber Eats (ウーバーイーツ)」。実は"お持ち帰り"という選択肢もあることをご存じでしょうか。
○帰宅途中に家族から食事のリクエスト
息子とふたりでお出かけしたある日の夕方、自宅にいる家族から一通の連絡が来ました。
「ラーメン食べたい」
ああ、夕食を作るのが面倒になったか、もう一人の子どものリクエストだな……。とはいえ、時はすでに夕食どき。混み始めている店舗で、子どもを連れて待ち続けたくはありません。
Uber Eatsで注文しておくか……とアプリを開いたとき、目に付いたのが「お持ち帰り」の文字。そういえばUber Eatsは配達のみならず、テイクアウトにも対応しているのでした。
「帰宅途中でピックアップすれば最速に違いない!!」という予測のもと、Uber Eats お持ち帰り機能を使ってみることにします。
○池袋周辺でウマそうな味噌ラーメンをチョイス
アプリ面のホーム画面下部には通常、「Uber Eats で紹介」や「おすすめのお店」「近くの店舗を見る」などが表示されていますが、"お持ち帰り"を押すと「お持ち帰りができる近くのお店」が検索されます。配達と比べると対応している店舗は少ないようです。
一番上に「地図をご覧ください」、その下におすすめの店舗が並びますが、ピックアップの効率を考えてここでは地図を選択。帰宅途中の池袋でラーメンのお店を探してみました。
さすが池袋だけあり、対応しているラーメン店は豊富です。一緒にいた息子からは「味噌ラーメンがいい」と要望があったので、味噌ラーメンのお店を探します。見つけたのは「旭川味噌ラーメン ばんから 池袋西口」。息子も「おいしそう」と満足な様子なので、ここで注文することにしましょう。
Uber Eatsの料金は、多くの場合、店舗で食べるよりも割高に設定されています。容器やカトラリー代、配達準備の手間賃が入っているのでこれは仕方ありません。ただし、「配達手数料」は0円になりますので、少しの差ですがおトクです。
今回選んだ商品は「味噌バターコーン」「野菜味噌タンメン」「角煮とんこつ醤油」の3点。どれも濃厚そうで、空腹時は見ているだけでたまりません。
カートに入れ、受取時間を指定し、お会計を済ませると、現在地から店舗までの地図と、必要ならナビも表示されます。受取時間までは多少の余裕があるので、ゆっくり歩いて行くとしましょう。
○店舗受け取りもカンタン、自宅でラーメンを堪能!!
そんなこんなで店舗に到着です。
店舗側からすれば、システム的にUber Eatsの配達パートナーに商品を渡すのと大差ないようで、「それUberのぶん」みたいな声が聞こえてきます。商品を受け取ったら、アプリのお持ち帰り注文画面をお店の方に見せ、"完了"をスライドし、手続きは完了です。
そんなわけで、無事自宅にお持ち帰りできたラーメン3点。
「味噌バターコーン」は、あとのせのたっぷりバターのうまみが味噌とあわさってコクうま。「野菜味噌タンメン」は山盛り野菜がシャキシャキとしていてたまりません。「角煮とんこつ醤油」はホロホロとやわらかく甘みの強い角煮が大人気でした。
急な思いつきで使った「Uber Eats お持ち帰り」ですが、なかなか使えるなぁ……と気づいた次第。今回は"帰宅途中でピックアップ"という方法を取りましたが、例えば"ピクニックやお花見、友人宅でのパーティ時に事前に予約しておき、集合時間前にピックアップして訪問"なんていう使い方もアリだなと思いました。
ただし、配達を依頼しないのでもうちょっとお得感ががあればうれしい……Uber Eats Japanさん、ここらでもう一度お持ち帰りキャンペーンなんていかがでしょう?