マッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」を運営するエウレカは、2025年春からアジアへの展開を開始する。

ペアーズは、2012年のサービス開始以来、日本の恋活・婚活マッチングアプリとして独身男女の出会いの機会創出に貢献しており、マッチングパフォーマンスの向上と安心・安全な出会いを実現するためにアプリを絶えず進化させてきた。


2025年5月には、2012年のサービス開始以来の累計登録数が2500万を突破。この春、米Match Group(マッチ・グループ)の一員としてグローバル展開の実績と経験、現地のリソースを活用してアジアへの展開を開始し、その第一弾として韓国市場にアプリを提供する。

韓国市場は、若年層人口が日本の約2分の1、マッチングアプリの市場規模が日本の約4分の1であることから、市場成長の可能性が見込まれるという。

また市場環境においては、カジュアルデーティングアプリが多くのユーザーを抱える一方で、真剣な出会いのためのアプリは個性的なコンセプトや厳格な審査を実施する、ユーザーのターゲットを明確に定めた小規模アプリが多く展開している現状である。

インタフェースにおいては、アプリ全体で基本構造の最適化を実施した。ペアーズの最優先課題である、安心・安全にサービスを利用できる環境作りのために、現地で提供される公的本人確認システムに対応。

また、現地ニーズに則して国別に機能を出し分けするユーザー・インターフェースの採用、日本以外でも利用できるようにバックエンド・インフラの改修を実施し、日本・アジアを問わずに快適なアプリ利用を実現した。
編集部おすすめ