ファーウェイ・ジャパンは5月27日、2025年Q2新製品発表会にて、スマートウォッチ「HUAWEI WATCH 5」および「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」「HUAWEI WATCH FIT 4」、完全ワイヤレスイヤホン「HUAWEI FreeBuds 6」を発表した。いずれも6月3日に発売し、直販サイトや量販店で取り扱う。
店頭予想価格は以下の通り。
HUAWEI WATCH 5……71,280円~76,780円
HUAWEI WATCH FIT 4 Pro……37,180円~39,380円
HUAWEI WATCH FIT 4……23,980円~25,080円
HUAWEI FreeBuds 6……21,780円
○HUAWEI WATCH 5
ファーウェイのスマートウォッチ「HUAWEI WATCH」シリーズからは一挙3つの新製品が登場。上位モデルにあたる「HUAWEI WATCH 5」はウォッチ側面にオールインワインのセンサーモジュールを追加し、高精度かつ高速で健康モニタリングが行える「HUAWEI X-TAP」技術を搭載した点が特徴。
側面のボタン「X-TAP」(エックスタップ)に約3秒指を当てることで、総合的なヘルスケアチェックが行え、約1分で8項目の主要な健康指標が表示される。発表会では、単なる機能追加ではなく「健康管理機能の新時代を切り開く」とアピールされた。
新たに親指と人差し指をタップするといったジェスチャーでの操作に対応。本体デザインは従来の流線型デザインを踏襲し、画面は曲面サファイアガラス、ケースは航空宇宙グレードのチタン合金を採用。サイズは46mm/42mmの2モデルを用意する。購入者は同社の有料健康分析サービス「HUAWEI HEALTH+」の利用が3カ月無料となる。
HUAWEI WATCH FIT 4 ProとFIT 4
「HUAWEI WATCH FIT 4 Pro」と「HUAWEI WATCH FIT 4」は従来から順当進化し、より明るいディスプレイを搭載。2モデルとも新たに気圧計を備え、登山やトレイルランなどにも活用できるウォッチとなった。健康管理では新しい睡眠分析機能を備え、WATCH FIT 4 Proでは心電図測定もサポートしている。
FIT 4 Proの本体はアルミ製、ベゼルは宇宙航空機グレードのチタン合金で、画面は傷に強いサファイアガラスを採用。装着感にもこだわり本体の薄さは9.3mmを実現した。FIT 4 Proのベルトは撥水ナイロン製で雨の日でも使いやすいとする(フルオロエラストマーベルトも用意)。画面は1.82インチのAMOLEDで、輝度は同社スマートウォッチで最も明るい3,000nits(FIT 4の輝度は2,000nits)。
高度気圧計の搭載はFITシリーズで初となり、登山時に標高データなども確認できる。ランニングをはじめとした他スポーツ計測もサポートし、ランニングやサイクリングなどの走行時におけるGPS測位精度も向上した。またFIT 4 ProではFITシリーズで初めてゴルフ機能、マリンスポーツのトラッキング機能が加わった。フルカラーオフラインマップ、40メートルまでのフリーダイビングにも対応する。
○HUAWEI FreeBuds 6
「HUAWEI FreeBuds 6」は水滴型デザインのインナーイヤー型ワイヤレスイヤホンで、ブラック、ホワイト、パープルの3色で展開する。
大きな進化点は、搭載ドライバーが同社フラッグシップ機「HUAWEI FreeBuds Pro 4」と同じデュアル構成となり、低音が14Hzから、高音が48kHzまで再生可能となった点。アクティブノイズキャンセリング機能やマルチポイント接続もサポートする。本体はIP54の防塵防水を備え、従来より小型軽量化したことで長時間快適に装着できるとする。
製品の詳細は別途レポートをお届けする。
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