Fujitakaは5月27日、「オフィスの喫煙スペース」に関する調査結果を発表した。調査は5月14日~16日、東京・大阪・名古屋・横浜のいずれかを所在地とし、従業員数100名以上が在籍する企業のオフィス管理担当者158名を対象にインターネットで行われた。


はじめに、「現在、勤務先のオフィスに喫煙スペースはありますか?」と質問したところ、「建物内に喫煙室として設置されている」が56.3%、「建物外に喫煙スペースが設置されている」が23.4%という結果に。「オフィスに喫煙スペースがあることによって発生している問題」を尋ねると、「喫煙者の喫煙休憩が多い」が最多の23.8%。次いで「喫煙スペースの清掃や管理に手間がかかる」(22.2%)、「喫煙者の服についた臭いがオフィスに広がる」で(21.4%)など、さまざまな弊害が並ぶ結果に。

一方、「喫煙スペースは用意されていない」と回答した企業は20.3%。それによって生じる問題を教えてもらったところ、「喫煙者が外に出て長時間戻らない」(37.5%)、「特に問題は発生していない」「路上喫煙などによる企業イメージの低下」(ともに21.9%)が上位にあがった。

次に、「喫煙スペースを新たに導入または見直したいと思いますか?」と尋ねたところ、22.1%の企業で「すでに適切に整備されている」ことが明らかに。また、「どちらかといえばそう思う」(32.3%)あるいは「強くそう思う」(17.1%)」と回答した企業を合計すると、オフィス管理担当者の約半数はオフィスに喫煙スペースを新たに導入する、または見直したいと思っていることが判明した。

最後に、「喫煙スペースを導入・見直しするとしたら、どのような点を最も重視しますか?」と質問したところ、「清掃・管理のしやすさ」(24.7%)がトップに。次いで「臭いの除去性能」(22.8%)、「受動喫煙を防止する排気性能」(20.2%)と続いた。
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