社会の授業で習った「やませ(山背)」、覚えていますか? 気象用語であることは覚えていても、実際に見たことがある人は少ないのでは?

実は、やませを捉えた画像が岩手県野田村の公式Xアカウントにアップされ、驚きの声があがっています。

やませとロゴオブジェの初コラボレーションなのだ!!
(@NODA_Iwateより引用)

やませ、初めて見ました。
太平洋にせり出した大地をすっぽりと覆うかのように発生した真っ白なやませ、こんなにはっきりと目にすることができるとは、驚きです。

この画像が野田村の公式Xにアップされると、「これがやませか!」「文字でしか知らなかったけど凄いな」「なんかめっちゃきれいなんだけど」「まさに白い魔物と言った様相ですね」「見てるだけで寒い」「昔の人はさぞ恐ろしかったやろうな」「大感動!!!!」と、驚きの声が続々と。

また、子どもの頃からやませを知る人たちからは、「どおりで寒いと思ったらやませ来てたか~」「懐かしいやないか! 高校行く朝しんどすぎた笑」「浜から海を見ていると、やませの塊が海から『来た、来た』って感じで見てしまいます。で、気がつくと霧の中。是非、体験してほしい」といった声が寄せられています。やませに包まれる瞬間、冷や~っとしそうですが、ちょっと体験したいかも。

さて、「やませ」についておさらいすると、主に東北地方の太平洋側で春から夏にかけて吹く、冷たく湿った東風を指し、この現象が続くと、稲などの農作物の生育に大きな影響を与えると言われています。ゆえに、農業に携わる人にとっては少々心配な現象かもしれませんが、一方で、涼しい夏になると歓迎する声も。冷害になるほどは困りますが、猛暑を避けられるよう、いい塩梅で吹いてくれたらいいですね。

やませとロゴオブジェの初コラボレーションなのだ‼️#野田村 #やませ #NODA #ロゴオブジェ pic.twitter.com/RnYUqYcajM— 岩手県野田村【公式】 (@NODA_Iwate) May 23, 2025
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