moomoo証券は6月13日、日本取引所グループと共同で実施した「新NISA1年目の現在地」アンケート調査の結果を発表した。調査は2025年5月21日~26日、個人投資家1315人を対象にインターネットで行われた。

○新NISAが始まり、投資への関心は?

新NISA制度が開始して以降「投資により関心を持つようになった」人が57%と、投資への関心の高まりを確認できた。

○NISA成長投資枠、つみたて投資枠の利用度合い

2024年の成長投資枠(240万円)、つみたて投資枠(120万円)の利用度合いについては、成長投資枠に関しては、いずれも多くの人が半分未満の利用にとどまった。

特に、初心者であるほど未利用枠の割合がより高いという傾向も確認された。

○利益を出した投資家が過半数

2024年は年始の国内株式指数の高値更新に続いて、8月5日には暴落の局面もあったが、新NISA1年目の投資では利益を出せた個人投資家が過半を占めた。

○学びたい投資知識と関心分野

新NISA枠外で投資してみたい分野、金融リテラシーを伸ばしたい分野については、テクニカル分析(55%)が最も高く、ファンダメンタルズ分析(49%)、株式や債券の知識(取引方法や商品知識)(38%)と続いた。投資してみたい分野としては、暗号資産(44%)が最も高い結果となった。
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