セブン‐イレブン・ジャパンは6月12日、日本で一番長い「超ロングトイレットペーパー約7.11倍巻シングル 1ロール」(327.80円)を全国のセブン‐イレブンで発売した。

同商品を製造する丸富製紙は、昭和30年に静岡県富士市で創業し、品質を重視しながら常に挑戦を続けている。
同社が2019年3月に夫婦(1,035名)を対象に行ったトイレットペーパーに対する調査によると、約3組に1組の夫婦が家庭内のトイレットペーパーに関する不満を持っていることがわかった。「使い切っているのに取り替えらえていない」、「芯のゴミが放置されている」、「使いすぎで、すぐになくなる」など、交換頻度に関する不満の声が多く寄せられたという。同商品は、そうした声に応え誕生した。

多くのトイレットペーパー(シングル)1ロールの長さは50mだが、356ⅿと通常の約7.11倍の長さを実現。200ⅿ以上のトイレットペーパーは丸富製紙の製法特許であり、これまでの日本最長は「超ロングパルプ6倍巻300m」となっている。

通常のトイレットペーパーの約7.11倍の長さがある為、交換の手間を大幅に削減できる。これにより、家庭やオフィス等での使用頻度が高い場所でも、頻繁な交換作業を減らすことができる。

直径が約125㎜ながら長さが356m(一般的な商品は直径約114㎜、長さ50m)ある為、多くのストックを必要とせず収納スペースを有効活用できる。災害用の備蓄としても推奨されている。また、持ち運びやすく、買い物時にかさばらないという利点もある。

巻き芯がないことにより、ごみの削減にも寄与する。また、通常製品と比較してコンパクトであるため、輸送効率が向上し、CO2の削減にも繋がることが分かっている。
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