GIGABYTE Technologyは6月17日、Microsoftが提供したWindows 11向けの6月配布アップデート(KB5060842)を適用すると、同社製PCの一部機種でOSが再起動しなくなる事象を確認したと発表した。該当機種を所有しているユーザーは、同社サポートセンターへ連絡して欲しいと呼びかけている。
Microsoftが提供した6月のWindowsセキュリティ更新プログラムに関する問題とみられ、富士通やマウスコンピューターも不具合発生のアナウンスを行っている。Microsoft側でも6月のWindowsセキュリティ更新プログラムを導入後「特定のWindowsデバイスの一部が起動に失敗する」ことを認識しており、症状はメーカーごとに異なると言及している。
対象となる機種は、GIGABYTE G5シリーズのうち型番がKF-/MF-で始まる製品、およびGIGABYTE G6Xシリーズの全製品。
GIGABYTEは該当機種を所有しているユーザーに対し、アナウンスがあるまでWindows Updateを適用しないことを推奨している。同社はWindows Updateを適用しない方法として「有線LAN/Wi-Fi接続を無効にする」「設定 → Windows Updateで、『更新の一時停止』を選択し、停止期間を設定する」ことを紹介。もしWindows Updateを適用した場合はGIGABYTEノートPCサポートセンターへの連絡を呼びかけている。
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