ケーブルテレビ最大手のJCOMは18日、BS松竹東急を完全子会社化すると発表した。BS松竹東急(BS260ch)は6月末での閉局を予定していたが、7月1日から「J:COM BS」に改称して放送を継続する。
BS松竹東急は、松竹がグループとして事業からの撤退することを受け、新たなパートナーを探していたが、これを断念。3月31日に、6月末での閉局を発表していた。
その後、J:COMが松竹が取得予定のBS松竹東急の全株式を取得し、完全子会社とすることで合意。社長は橋本元氏から、J:COM上席執行役員の齊藤裕弘氏に交代する。
J:COMは「BS松竹東急が築きあげた、総合エンターテインメントチャンネルとしての強みを引き継ぎ、J:COMが放送事業で培ってきた30年の実績や経験を生かすことで、事業成長につながると考え本契約に至りました。今後も、魅力的な視聴体験をお客さまに提供してまいります」としている。
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