フェンダーミュージック(以下、フェンダー)は、1960年代後半に登場し、フラワームーブメントにインスパイアされたデザイン「Blue Flower」を採用した日本製エレクトリックギター2機種、American Acoustasonic Telecaster、ギターピックセット、ポーチ、グラスをラインナップした「Fender Blue Flower Collection」を発売した。
フェンダーの「Blue Flower」モデルは、フラワー柄のフィルムをボディに貼り付けたデザインで、60年代後半にロカビリーやカントリー・ウエスタン系アーティストから人気を集め、生産終了後も幾度となく復刻されてきたフェンダーの象徴的存在となっている。
オリジナルの「Blue Flower」のデザインを忠実に再現し復刻した「Made in Japan Limited Telecaster Blue Flower」に加え、その世界観をストラトキャスターに落とし込んだ「Made in Japan Limited Stratocaster Blue Flower」の2モデルが、2025年限定生産で登場。両モデルともに、「Blue Flower」のシートを貼り付けたグロスフィニッシュのアルダーボディを採用している。21本のヴィンテージスタイルフレットを装備した7.25インチラジアスの1969 "U"シェイプメイプルネックは、当時を忠実に再現したクラシカルな演奏性を提供。また、外周のブルーバーストの再調色を行い、より深みのあるヴィンテージルックスに仕上げている。市場想定売価はともに159,500円。
フェンダーの次世代型アコースティック/エレクトリックギター「American Acoustasonic」に「Blue Flower」デザインをあしらった「American Acoustasonic Telecaster Blue Flower」は、が約3年分ぶりの再登場となる。「American Acoustasonic」は、フェンダーとFishman共同開発によるアコースティックエンジンを搭載し、アコースティックとエレクトリックのサウンドを自在に行き来できる柔軟性と、多彩な表現力を実現。今回登場するBlue Flowerフィニッシュは、2022年6月に限定で発売されたモデルで、US製のAcoustasonicに1960年代を象徴する伝統的なビジュアルと現代テクノロジーが融合した一本となっている。市場想定売価は341,000円。
日本限定販売のピックやライフスタイル製品も登場した。「Fender Tokyo Flower Collection Pick Tin」は、「Blue Flower」のパターンを取り入れた12種類のカラーのピックとスライド式ピック缶がセットになったアソートメントパック。
「Fender Tokyo Flower Collection Shoulder Pouch」は、「Blue Flower」のパターンが刺繍された、日常使いからコンサートやロックフェスでの使用まで、さまざまなシーンで利用できるストラップ付きの巾着バッグ。底マチがあり、スマートフォンや財布のほか、各種小物が収納できるサイズ感に仕上げた。収納部には12cm四方の内ポケットを設け、15cm高さのスマートフォンが絞り口に当たることなく収納が可能。ネイビーの生地には軽量で質感のよいナイロンを使用している。ブランドタグには、過去アコースティックギターに使用された古いタイプのフェンダーロゴを採用しており、こちらもヴィンテージフィール溢れるアイテムとなっている。価格は4,400円。
「Fender Tokyo Flower Collection Glass」は、レトロな質感に、再構成された「Blue Flower」パターンをモチーフにしたグラス。全体的にやや淡い色彩となっており、さまざまな飲み物に最適なデザインとなっています。中央にはフェンダーのヴィンテージスタイルロゴをあしらい、クラシカルな雰囲気を演出。