俳優の眞栄田郷敦が出演している映画『ババンババンバンバンパイア』(公開中)のキャラクタームービーが公開となり、あわせて、眞栄田が歌うキャラクターソングの配信リリースも明らかになった。

『ババンババンバンバンパイア』は、『別冊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載中の奥嶋ひろまさ氏による同名マンガを、吉沢亮主演で実写映画化した作品。
正体は450歳のバンパイアという銭湯で働く森蘭丸(吉沢亮)を主人公に、究極の味わいである「18歳童貞の血」を求める蘭丸の、銭湯のひとり息子であるピュアボーイ・立野李仁(板垣李光人)の純潔を守ろうと奮闘する姿を描く。

この度、眞栄田郷敦が演じる森長可のキャラクタームービーが公開となった。この映像は、屋上で物憂げに佇む長可の姿から始まる。450年以上に渡りバンパイアとして生き続けている長可は、かつて戦国時代、冷酷非道で「鬼武蔵」と呼ばれ恐れられていた武将だった。織田信長(堤真一)への忠誠心は強く、真摯に仕え続けていた長可だが、ある日信長は弟の蘭丸(吉沢)を可愛がるようになる。そして、ある重要な出来事を境に、蘭丸に対する憎しみの感情が頂点に達し、その恨みは現代まで消えることはなかった。公開された映像の中で、蘭丸を許さんとする険しい表情で 「蘭丸許すまじ」と恨み節を連呼する。長年に渡る蘭丸への深い執念が伺えるが、果たしてそれは信長と蘭丸の関係性への嫉妬心から生まれた感情だけなのか、その胸の奥に抱える長可の心情を、映画館で確かめてほしい。

また、キャラクタームービー中、眞栄田が歌う森長可のキャラクターソングが、近日配信リリース予定とのことだ。長可の信長、蘭丸に対するそれぞれの想いが赤裸々に明かされる歌詞にも注目し、何度でも聴いていただきたい。

(C)2025「ババンババンバンバンパイア」製作委員会 (C)奥嶋ひろまさ(秋田書店)2022

【編集部MEMO】

映画『ババンババンバンバンパイア』ストーリー

銭湯で働く森蘭丸(吉沢亮)、その正体は450歳のバンパイアだ。至高の味わいである「18歳童貞の血」を求め、銭湯のひとり息子である15歳の李仁(板垣李光人)の成長と純潔をそばで見守っていた。
ある日、李仁がクラスメイトの葵(原菜乃華)に一目惚れ。恋が成就すれば、それすなわち童貞喪失の危機となり、蘭丸による決死の童貞喪失阻止作戦が幕を開ける。葵の家を訪ねる蘭丸だが、バンパイアオタクの葵から恋心を抱かれてしまう始末。さらに蘭丸の命を狙うバンパイアハンター・坂本(満島真之介)、葵の兄である脳筋番長・フランケン(関口メンディー)が次々と登場。因縁の相手である兄・長可(眞栄田郷敦)の影も忍び寄るのだった――。
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