ラドーのアイコニックなコレクション「Captain Cook(キャプテンクック)」に、ケース径が39mmの新作が2モデル加わった。価格はどちらも36万1,900円。


キャプテンクックは1962年に登場したラドー初のダイバーズウォッチをルーツに持つ現行シリーズ。これまでは37mmモデルや42mmモデルをそろえていたが、今回の新作は39mmケースを採用した。

新作は海に対するブランドの情熱を象徴する2種類のダイヤルカラー。グラデーションの配色が目を引き、シリーズの中でも視覚的な個性を強めたモデルといえる。過去のヴィンテージスタイルを基調としながら、素材やムーブメントには現代的な技術を投入しており、日常使いからレジャーシーンまで実用的なモデルだ。1962年発表のキャプテンクックにインスパイアされたという新作は、自動巻きムーブメントで時刻と日付のみを表示するというシンプルな機能とデザインになっている。

ダイヤルはサンレイ仕上げをベースにとしたグラデーションカラー。ライトブルーからホワイトへのグラデーションを描く「Ref no. R32223213」は、明るい海辺の風景を思わせる。もう1つの「Ref no. R32223203」はブラックからターコイズブルーへの移ろいで、深海や北極圏の海をイメージさせる色彩だ。両モデルとも、12時位置に「Captain Cook」のロゴ、6時位置に「300m/1000ft」の防水表記がある。

ステンレススチールの3列ブレスレットは、中央に米粒型のポリッシュパーツを配置したクラシックな外観。ラドー独自の「EasyClip」システムによって、工具なしでブレスレットやストラップの交換が可能だ。


ムーブメントは自動巻き機械式の「ラドー キャリバー R763」を搭載し、最大80時間のロングパワーリザーブを備える。ニヴァクロンひげぜんまいを用いており、機械式ムーブメントの大敵である磁気に強い仕様となっている。

ケース素材:ステンレススチール
ケースサイズ:径39×厚さ12mm
風防:ボックス型サファイアクリスタル(両面反射防止ARコーティング)
裏ぶた:ステンレススチールねじ込み式
ブレスレット:ステンレススチール
防水性能:300m
ムーブメント:自動巻き機械式「ラドー キャリバー R763」
パワーリザーブ:最大80時間
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