JCOM BSの伊藤彰伸常務が10日、都内で行われたA-PAB記者発表会に登壇し、7月にスタートした「J:COM BS」について説明した。

現状は1日14時間の暫定編成


6月末で閉局を決めていたBS松竹東急(BS260ch)を急きょ引き継ぎ、7月1日から放送を開始した「J:COM BS」。
現状は9時55分から24時まで1日14時間という暫定的な編成になっているが、「10月には、きちんと24時間お届けする形に持っていきたいと思っています」と方針を示した。

また、公式ホームページは、BS松竹東急のドメインをそのまま使用した簡素な形になっているが、「来月をめどにお客様にきちんと番組情報をご提供する形に整えていきたいと思います」とした。

J:COMはこれまで「ゴルフネットワーク」「J SPORTS」「チャンネル銀河」といった有料チャンネルやコミュニティチャンネルを提供してきたが、全国波の無料放送は初の挑戦。「グループの力を集結して、お客様に楽しんでいただけるチャンネルにしていきたいと思っています。暫定放送の期間中も、7月第1週の土日には、J SPORTSで放送している『ツール・ド・フランス』の1日目と2日目をお届けする試みもやりました。こういった形で、皆さんに楽しんでいただけるチャンネルを10月をめどに作り上げたいと思っています」と意欲を示した。

具体的な編成方針などは、今後決まり次第発表していく予定としている。
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