ファミリーマートは7月11日、公式アプリ「ファミペイ」の2025年上半期総括を発表した。

○上半期は約250万ダウンロード

ファミペイは、"ファミリーマートのお買い物を最もおトクにする"ことをモットーに、会員ランクに応じておトクな特典を提供する「ファミマメンバーズプログラム」や、無料クーポンの配信などを通じて、同店への来店を後押ししている。


2025年1月から6月の新規ダウンロード数は約250万ダウンロードとなり、昨年同期比124%、累計2,600万ダウンロードを突破した。

主要因となったのは、デジタルコマース事業「ファミマオンライン」で実施したファミリーマート限定の人気菓子「シャインマスカットボンボン」の抽選販売で、4月のダウンロード数は前年比187%と大幅に伸長した。また、人気コンテンツの限定コラボアイテムの発売なども奏功し、新規ダウンロード数の大幅伸長に貢献した。
○リテールメディア事業が好調

同社はリテールメディア事業を推進しており、ファミペイにおいては各メーカーの専用ページを展開している。メーカーが同アプリの機能を活用して独自のコンテンツ提供やクーポンを発信できる「ブランドページ」開設のほか、おすすめ情報やクーポンをプッシュ通知するビーコン広告を利用することで、メーカーのブランド認知拡大、販売拡大に役立てることができる。メーカーからの引き合いも高まっており、協賛クーポンの発行枚数は前年比187%と大幅に伸長した。また店頭のデジタルサイネージ「FamilyMartVision(ファミリーマートビジョン)」への広告出稿も2025年上半期の取引先数は2024年度上半期と比較して46%増となった。

平均購入金額はファミペイ未利用者の1.4倍


上半期の平均1人あたり購入金額は、すべての月でファミペイ未利用者の1.4倍以上となっており、同アプリを活用したスタンプ、クーポンなどの販促施策が売上や来店につながっている。

平均来店頻度はファミペイ未利用者と比較し、すべての月で1.7~1.8倍となり、同アプリが一種の来店きっかけになっていることが分かる。

平均クーポン利用枚数は、すべての月で前年を上回る結果となった。続く物価高でクーポンを活用しておトクに買い物をする生活者が増えていることが分かる結果となった。
○ファミッペアイテム第3弾「ファミッペポシェット」

7月8日より、ファミペイ公式キャラクター「ファミッペ」グッズ第3弾となる「ファミッペポシェット」(2,480円)の予約販売を開始している。
斜め掛けができるポシェットで、スマートフォンや鍵など、お出かけの必需品が収納できるサイズ。肌触りの良いふわもこ素材で、ファミッペの柔らかなフォルムを再現している。予約期間は7月8日10:00~7月28日23:59、受取予定日は2025年11月7日~11月13日となる。
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