今年も迎えた土用の丑の日。全国各地でうなぎが飛ぶように売れているはずだが、やはり暑すぎる夏を元気に乗り越えるためにも、今から精をつけておきたいところ。


……というのは半分、建前。ぶっちゃけこの時季はもう強制的に“うなぎの舌"になっちゃうので、「ただただうなぎが食べたい!」というのが本音である。そこで活用したいのが日清食品が手掛ける「謎うなぎ」だ。

ということで、お待ちかね。昨年大好評となったあのミラクルなグルメが今年も帰ってきたぞ~!
○■何かと話題の謎うなぎ 冷凍はすでに完売

日清食品の冷凍食品「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」は、動物性原料を一切使わず、うなぎの蒲焼に限りなく近い味・見た目・食感を追求した代替系グルメだ。

独自技術で生地を3層に分け、ふわっとした身やとろっとした脂の層をリアルに再現。炙り用の金型には本物の蒲焼を型取ったものを用い、焼き目まで忠実に仕上げている。2023年、2024年と数量限定で登場し、初年度は1分で1,000セットが完売。そして昨年は5,000セットがわずか1分で即完売。……いやいや、いくらなんでも人気すぎるだろ!

今年も日本料理の名店「くろぎ」店主・黒木純氏が再び監修し、うなぎの風味や濃縮たれを加え、さらに“本物感”をアップデートした……とのことだったのだが、今年も案の定すでに完売! 7,000セットに増やしたものの、すぐに売り切れたらしい。おいマジか!

一体いつになったらありつけるんだと嘆いている人も多いかと思うが、安心してほしい。だって、今年もアイツが控えているのだから。
アイツというのはもちろん……
○■話題のカップメシ「日清謎うなぎ丼」

「日清謎うなぎ丼」だッ! 「プラントベースうなぎ 謎うなぎ」を具材に使ったカップメシで、昨年は地区限定販売だったのだが、今年は販売エリアを全国に拡大。味のほうも“炭火焼き”の要素を足すなど、パワーアップして帰ってきたという。昨年は食べる機会に恵まれなかったのだが、今年は無事に入手できたので、さっそく食べてみて味のほうを確かめてみたい。

しかし、改めて考えてみると、うな丼をカップメシにするって相当ぶっ飛んでるような……。「そんなこと可能なの?」と思うし、「そもそも思いつく?」という疑問もある。日清食品の遊び心の結晶のような商品だ。めちゃくちゃチャレンジングだけど、2年連続で出すということは反響も大きかったのだろうし、味のほうも期待できるということなのだろう。

「特製甘辛たれ」は別添。

蓋を開けてみると……

こんな感じ。おっ、謎うなぎがチラチラ見えてるな。

お湯を注いで5分待機。

そして5分後、特製甘辛たれをかけて……

しっかりかき混ぜれば……

完成~! めっちゃ簡単! で、香りがちゃんとうな丼! めちゃくちゃ食欲を刺激する、あの匂いが結構マジで再現されている気がする。

○■いざ「日清謎うなぎ丼」を実食

それではいよいよ……いただきます!

ぅぅぅうおおおお~~~~~~~!!!! えっ、面白い……うな丼だわ! 絶妙にうな丼のウマい部分を抽出して表現できてるんですけど!

まず、うなぎらしい香ばしさがしっかりと感じられるのがスゴい。どうやら今年から炭火焼きの風味が加えられたらしいが、あのうなぎを炙ったときの芳しい香りがちゃんと再現されているのだ。プラントベースうなぎの食感もふわふわ&ほろほろしていてうなぎっぽい!

出汁は醤油ベースに白身魚の旨みが加えられているようで、それが全体の風味のよさ、旨みの強さを担保。さらに濃厚な特性甘辛たれを加えることで、なんかちゃんと「うな丼を食べている感」が味わえている。普通のうな丼よりはリゾットっぽい食感になっているはずなのに、全然違和感はない。マジでスゴいな……。

普通にうな丼を買おうとすれば最低でも1,000円くらいはかかるし、ちゃんとした専門店で食べようとしたらその倍以上はかかる。言わずもがな、うなぎは高級食材だ。謎うなぎ丼なら、わずか369円で楽しめるというのだからそりゃあ嬉しいし、何より試みとしてめちゃくちゃ面白い! 会話のネタにもなるし、去年よりさらに美味しくなったとのことなので、ぜひ!
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