メルカリは7月14日、フリマアプリ「メルカリ」にて、出品時の価格調査を支援する「相場検索」機能の提供を開始した。
「相場検索」機能では、出品を検討している商品を画像またはキーワードで検索し、販売の相場価格や最も多く利用されている配送料金を一目で確認できる。
メルカリが2025年5月に実施したアンケート調査では、9割以上の利用者が出品前に下調べを行っていることが明らかになった。下調べを行う理由として「1円でも高く売りたい」「出品の手間に見合った利益が欲しい」「取引を短期間で完了させたい」がそれぞれ5割以上を占めた。また、下調べ項目のうち「価格」と「配送方法」に関する調査が難しいと感じている利用者が多かった。
メルカリはこれまで、出品時の負荷軽減策として、商品写真をアップロードしてカテゴリーを選択することで、AIがタイトルや商品説明から商品状態、販売価格まで自動入力する「AI出品サポート」機能を提供してきた。今回の「相場検索」機能は、AI出品サポートではカバーしきれていなかった、価格や配送方法の下調べによる負荷を軽減することを目的としている。
提供開始に合わせて、メルカリは利用者を対象とした抽選キャンペーンを7月31日 23:59まで実施。「相場検索」機能を利用したユーザーの中から抽選で2,000名にメルカリポイント1,000ポイントを付与する。