俳優の内藤剛志が主演するBS日テレのスペシャルドラマ『旅人検視官 道場修作』の第5弾が、8月23日(19:00~)に放送される。
同シリーズは、定年退職した元警視庁検視官の道場修作(内藤)が、亡き妻の残した雑記帳とともに訪れた旅先で事件に巻き込まれていく2時間サスペンスドラマ。
今回、道場が旅に出たのは、和歌山県。亡き妻の雑記帳に記された世界遺産・熊野古道などを巡っていると、またしても事件に遭遇する。かつて伝説の検視官と呼ばれた道場は捜査には関わるまいとしながらも真相に迫っていく。
物語に大きく関わってくる地元神社の宮司・松木喜久を演じるのは、俳優人生50周年を迎える佐野史郎。喜久の妻・松木紀子役には、日本アカデミー賞をはじめ数々の賞を受賞している清水美砂。本シリーズには欠かせない伝説の検視官・道場修作に憧れる地元警察の若手鑑識係役を、ドラマ『ブラッシュアップライフ』や『ソロ活女子のススメ』シリーズなどに出演する注目の若手女優・佐々木春香が務める。
この最新作の放送を記念して、シリーズ過去作を8月9日・16日・21日に放送する。
○■内藤剛志 コメント
――新しい挑戦への思い
毎回、味付けを変えながら制作していきたいという思いがあります。今回も新たな手法で皆さんに楽しんでいただけると、台本を拝見した時に感じました。
――舞台となる熊野古道の魅力
熊野古道という地ならではの雰囲気があり、「生まれ変わるための場所」なのかなという気がします。現実の世界とそうでない世界を行き来するような、少しファンタジー感のある話になると良いなと思いました。
――今回の物語の核心
今回は登場人物が「何かを失った人」ばかりなんです。それが例えば命であったり、夢であったり、家族を失っていたり。その失っているものを取り戻していこうというドラマです。そこに、犯人につながるヒントが必ずあります。
――視聴者へのメッセージ
今回もとても素晴らしい場所で撮影しています。まずはその景色や美味しい名物などを楽しんでいただきながら、謎解きをしてもらいたいです。そして私が演じる道場には、由美子という亡くなった妻がいるのですが、「よみがえりの聖地」ともいわれる熊野古道で、果たして道場は由美子に再会できるのか…皆さん、ぜひお楽しみに。
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