マネーフォワードは7月15日、オンラインで2025年11月期第2四半期の決算説明会を開催。同社 代表取締役社長 CEOの辻庸介氏が説明を行った。

ビジネスドメインは好調 - 成長を加速

同社では、バックオフィスSaaS(Software as a Service)を軸とした「ビジネスドメイン」、SaaSマーケティング支援を担う「SaaSマーケティングドメイン」、Fintech推進・DX(デジタルトランスフォーメーション)を支援する「Xドメイン」、家計簿アプリなどの「ホームドメイン」の各ドメインで事業を展開している。なお、決済サービスなどの「ファイナンスドメイン」は、2025年1月に発表した2024年11月期の決算説明会でビジネスドメインへの統合を明らかにしている。

まず、辻氏は第2四半期の業績について「通期見通しの達成に向けて、売上高、EBITDA(Earnings before Interest, Taxes, Depreciation and Amortization:利払い前・税引き前・減価償却前利益)ともに順調に進捗している。物足りなさが正直あるが、昨年と比較するとHIRAC FUNDの売却収入などを鑑みると前年同期比19%増となっている。ビジネスドメインは引き続き好調で成長を加速し、ホームドメイン、Xドメイン、スマートキャンプは売上高の成長率が想定より弱かった」と述べた。

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