ファミマが、またしてもやってくれた。このたび新たな冷凍食品として「少し甘めの濃厚みそだれ 炸醤麺(ジャージャー麺)」がリニューアルして復活した。


甜麺醤と豆板醤の風味がぐっと効いた本格タレに、酒醸(チューニャン)という中華好きにはおなじみの発酵調味料まで使って、深みとコクをプラスしたという。さっそく食べてみたところ……ガ・チ・でウマかったので、さっそくレポート!
○「少し甘めの濃厚みそだれ 炸醤麺」が美味しくなって帰ってきた

レンチンで手軽に食べられる汁なし冷凍麺「少し甘めの濃厚みそだれ 炸醤麺(ジャージャーメン)」(429円)。もともと2012年~2024年まで「ジャージャー麺」が販売されていたが、再販を望むユーザーの声に応え、このたびリニューアルを果たしたのだという。

そもそもジャージャー麺とは、甘辛い味の肉みそをシャキシャキの野菜とともに焼きそばに絡めて食べる中華料理。河北省や山東省、四川省など、広い地域で家庭料理として親しまれているという。

韓国でも人気料理としてめちゃくちゃ定着しているし、なんならバレンタインデーとホワイトデーに恋人ができなかった人たちが4月14日にジャージャー麺を食べる「ブラックデー」という習慣もあるので、実はてっきり韓国料理なのだろうと思っていた時期もあったのだが……。まぁ、やっぱりあの濃厚な"醤"や辛味の効いた味付けは中華が起源なんだな。

ちょっと話が逸れたが、ファミマの冷凍麺といえば「ビャンビャン麺」がバズり散らかしたばかり。炸醤麺が終売してから一気にビャンビャン麺がスターダムに駆け上がったわけだが、新たにリニューアルしたジャージャー麺は、再びトップ戦線に食い込めるのだろうか。いざ、実食!

ビジュアルはこんな感じ。このシズル感が早くも食欲をそそってくる……。で、これを600Wのレンジで4分20秒ほどチンすれば……

はい、完成~! おおっ、さっそく香ばしい香りが漂ってきた! っていうか、具材めちゃくちゃ乗ってるな! いや、これはうれしい。
ジャージャー麺って、いろんなメーカーがチルド商品や冷凍食品で出しているけど、中にはタレや具材がちょっと物足りないものもあるからね。これはかなり期待できそう。

で、これをよ~く混ぜて……

今度こそ本当に完成! はいはいはい、めちゃくちゃ美味しそう!

それではいよいよ、いただきます!

おおおおお~~~~~!!!! キタキタキタ……キタ~! マジで濃厚! ウマ~~~~~!!!! 甜麺醤と豆板醤をベースにした濃厚なピリ辛の風味に、甘みとコクのある酒醸が加わったことでさらに味わいの"濃さ"が補強され、より奥深く本格的な味わいになっている気がする……。ジャージャー麺なので辛さそのものは特別に強くないが、ピリッとした辛味と甘さのバランスも絶妙だし、香ばしい"醤"の風味も際立っている。いや~、ウマいな~、これ。

麺もモチモチ食感で食べ応えたっぷり! これも従来よりも太めに改良されたみたいだ。濃厚タレもめちゃくちゃよく絡む。これは病みつきになるぞ。

どうしても箸で持つときにある程度こぼれ落ちてしまうが、具材もたっぷり入っていて贅沢感あり。肉々しさのあるひき肉、たけのこ水煮がゴロゴロ入っているし、青梗菜、しいたけ、ねぎといった野菜もふんだんに使われていて、満足感もたっぷりだ。

ジャージャー麺、やっぱりウマい。ビャンビャン麺もめちゃくちゃウマいが、ジャージャー麺もやっぱり相当クオリティが高い。
間違いなくこれからヘビロテさせていただくことになるだろう。

ちなみに金曜限定で、冷凍食品を2個買えば50円引きになる「ファミマル生活応援割引」も実施されているので、ジャージャー麺とビャンビャン麺をお得に食べ比べてみるのもありだろう。ということで、帰ってきたファミマのジャージャー麺、ぜひお楽しみあれ!
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