8月8日に公開される菅野美穂×赤楚衛二ダブル主演の映画『近畿地方のある場所について』で、菅野と赤楚が参加するイベントの開催が決定した。

本作は、背筋氏による同名ホラー小説を原作に、白石晃士監督が実写映画化。
原作はWeb小説サイト「カクヨム」で2023年に連載開始されるや否や、その緻密なリアリティと迫真の描写がSNSを中心に拡散して「実在する場所ではないか」とささやかれるほどの話題を呼び、累計2,300万PVを突破。書籍化された後も70万部を売り上げるベストセラーとなった。

物語は、オカルト雑誌の編集者が突如として姿を消す場面から始まる。彼が最後に追っていたのは、幼女の失踪事件、中学生の集団ヒステリー、都市伝説、心霊スポット騒動など、未解決の怪異ばかりだった。編集部員・小沢(赤楚)とライター・千紘(菅野)はその足跡を辿る中で、全ての謎が“近畿地方のある場所”に結びついていることを知る。脚本協力として原作者・背筋氏も制作に携わり、白石監督との強力なタッグが実現した。

今回新たに発表されたのが、7月29日に開催される謎解きイベント"ミステリー・バスツアー"の実施。"東京のある場所"が出発点。参加するには、奇妙なお札が描かれた謎の資料を手がかりに、集合場所となる"ある場所"を特定しなければならない。お札にはカタカナで不可解なメッセージが記されており、その右端にだけ異なる角度で配置された1枚が、さらなる謎を暗示している。

告知動画には、千紘を演じる菅野が登場。「東京の"ある場所"で、"ある場所"にまつわる謎を解いた皆さまを、私・菅野美穂と赤楚衛二さんがお待ちしています」と語っており、主演2人の参加も確定。
イベント参加者は、"東京のある場所"からさらに未知の“ある場所”へと導かれ、バスの中で何が起きるかも明かされていない。観客自身が物語の一部となる、まさに"異次元の体験型イベント"といえる。

○"東京のある場所"ミステリー・バスツアー

日時:7月29日(火)夕刻
集合:東京のある場所
募集:44名様
ゲスト:菅野美穂、赤楚衛二(予定)
応募締め切り:7月21日(月)23時59分まで

【編集部MEMO】

背筋は、日本のホラー作家。2023年に小説投稿サイト「カクヨム」に掲載した『近畿地方のある場所について』で作家デビューを果たす。ネットで大きな話題を集めた同作は書籍化され、20万部のベストセラーに。さらに、『このホラーがすごい! 2024年版』(宝島社)で国内編1位を獲得。昨今のホラーブームを牽引する作品となった。ほか、『穢れた聖地巡礼について』(2024年)、『口に関するアンケート』(2025年)も発表している。
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