インターネットが高度に発達した現代では、知りたい情報をすぐに検索して調べることができる。一方で、本を読むことで得られる想像力やインスピレーションも重要だ。
"本でしか得られない情報"もあるだろう。そこで本連載では、経営者たちが愛読する書籍を紹介するとともに、その選書の背景やビジネスへの影響を探る。

第7回に登場いただくのは、不動産業界向けのシステム提供やIT活用コンサルティングなどを手掛けるイタンジの代表取締役 社長執行役員 CEOの永嶋章弘氏。永嶋氏は普段の何気ない行動である"歩く"ことの重要性と健康への影響をテーマにした、経済ジャーナリスト池田光史氏の『歩く マジで人生が変わる習慣』(NewsPicksパブリッシング)を選んだ。

同書によると、哲学者ニーチェや作曲家ヴェートーベンらも"歩く"ことの重大性を説いていたという。Apple創業者の故スティーブ・ジョブズ氏やMeta CEOのマーク・ザッカーバーグ氏も歩きながらの会議を開いていたことで知られる。同書では「座りっぱなしの害はタバコ並」「週3回15分歩くと認知症発症率が40%低減」など、科学的エビデンスを交えながら"歩く"ことについて読者に問いかける。

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