LIXIL住宅研究所は8月22日、「平屋の魅力」をテーマとした調査結果を発表した。調査は8月4日~5日、全国(沖縄を除く)の一戸建てに住む20代以上の既婚女性550名(うち4割近くが関東在住)を対象にインターネットで行われた。


今回の調査では、事前調査として「現在の住まいから、最近一戸建てにした方」や「一戸建てを考えている方」を抽出している。

「今後、一戸建てに新築、建て替え、住み替えの際、平屋に興味がありますか?」と質問したところ、「平屋にしたいと思っている(平屋にしている)」(25.6%)、「平屋を検討したいと思っている(平屋で検討している)」(39.8%)となり、65%以上が平屋を望んでいることがわかった。

また、平屋に魅力を感じる理由を聞いたところ、「家事動線・生活動線が効率的」(35.6%)、「階段がないため登り降りの必要がなく効率的」(33.1%)、「高齢者や小さな子どもなど、だれもが安心して生活できる」(32.8%)が上位に。さらに、「シンプルな間取りのため設計が簡単だと思うため」(27.8%)、「同居する家族の人数を考えると2階が必要ないため」(26.1%)が3割弱で続いた。

また、アイフルホームが新商品で提案している「ミッドテリア=中でも外でもない中間領域を設け、外部空間で開放的に楽しむとともに目隠しなどで外からの視線を遮れることが特徴の空間」への興味について聞くと、実に89.2%が「興味がある」と回答。魅力としては「LDKとつながりのある空間で家族や友達とバーベキューなどを楽しめそう」(34.9%)、「外からの視線を気にしないで、読書時間やコーヒータイムなどゆったりできそう」(34.0%)、「雨の日でも、軒下に椅子をおいて外を楽しむことができそう」(32.1%)といった声が多くあがった。
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