オンライン株式スクール「株の学校ドットコム」は8月13日、「株式投資への取り組み」に関する調査結果を発表した。調査は7月26日~28日、全国の20代~70代の男女1万人(男性4,980人、女性5,020人)を対象にインターネットで行われた。
調査によると、株式投資に取り組んでいる人の割合は、47都道府県の平均で28.0%。
都道府県別のランキングを見てみると、1位は「東京都」で37.5%と全国平均を大きく上回り、3人に1人を超える結果に。以下、2位「奈良県」(36.8%)、3位「岐阜県」(34.1%)、4位「京都府」(33.4%)、5位「埼玉県」(33.3%)が上位にランクインした。
男女別の平均では、男性36.4%に対して女性はわずか19.9%。男性のTOP3は「奈良県」(45.8%)、「滋賀県」(45.1%)、「東京都」(44.9%)の3都県、女性は「香川県」(32.8%)が最も高く、次いで「和歌山県」(30.4%)、「東京都」(30.2%)が上位に。
一方、株式投資に取り組む人の割合が最も少なかったのは「青森県」で、2割を大きく下回る16.8%だった。
次に、現金・預貯金や株式・債券・投資信託・貯蓄型保険などの金融資産を現在いくら保有しているか選択式で尋ねたところ、「1億円以上」を選択した人の割合は全国平均で3.9%。都道府県別にみると、最多は「東京都」の8.0%で、唯一全国平均の2倍を超えた。
以下、「福岡県」(7.5%)、「長崎県」(7.4%)、「大阪府」(6.7%)、「千葉県」(6.5%)が上位にランクイン。前回調査(2024年7月)と比較すると、金融資産1億円以上の人の割合は全国平均で0.9ポイント増え、30の都府県で前回を上回った。