この連載では、住宅ローンにまつわる疑問・お悩みに、日本住宅ローン株式会社の担当者が答えます。今回取り上げるのは「住宅ローンを組んで5年目、繰上返済のベストなタイミングは?」です。


○住宅ローンにまつわる疑問・お悩み「住宅ローンを組んで5年目、繰上返済のベストなタイミングは?」

住宅ローンを組んで5年目、まとまったボーナスが入りました。繰上返済を検討していますが、教育費や老後資金も気になります。どのタイミングでどのくらい返済するのが効果的ですか?

日本住宅ローン株式会社の回答


住宅ローンの繰上返済には、主に「返済額軽減型」と「期間短縮型」の2種類があります。

まず、繰上返済をする場合はどちらの方式をとるか考えなければいけません。今よりも返済額を減らしたい方は「返済額軽減型」、支払う利息を少しでも減らしたい方は「期間短縮型」を選ばれる傾向にあります。

ただし、お客様によっては「住宅ローン控除」をご利用いただいている場合も多いかと存じます。この制度は住宅性能等に応じて、税制優遇を受けることができる制度ですので、早期に繰上返済をしてしまうと活用しきれない可能性もあります。

また、お客様のライフプランによっては、まとまった資金が早期に必要になることもあるかと思います。そのため、このタイミングだからベストということはなく、ご家族とも相談をしながら決めていくことが大切です。

○日本住宅ローン株式会社

日本住宅ローン株式会社は、日本を代表する大手ハウスメーカー4社と大手金融機関が共同で出資した住宅ローンを中心に取り扱う金融機関。全期間固定金利である【フラット35】を中心として、様々なローン商品を展開。特に、【フラット35】保証型商品においては、業界初となる借入期間40年(通常は35年)の「フラット極40」を開発。
さらに、同商品を活用し、5年後以降いつでも無料で変動金利に切り替えることができる「5年待てるローン」を提供するなど、先進的な取り組みを数多く実施している。また、住宅金融支援機構(旧:住宅金融公庫)が提供するシニア向け商品「リ・バース60」をいち早く取り入れ、「MCJご自宅活用ローン"家の恩返し"」として提供しており、取扱実績はNo.1を誇る。https://www.mc-j.co.jp/
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