7月30日、サントリー株式会社は新商品「ジューシーブリュー」の発表会を行いました。こちらは香りと甘さが際立つビールで、みずみずしくフルーティな香りが特徴的です。
8月19日から東北エリア(青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県)で数量限定販売されており、2026年の全国展開を目指しています。

今回は、新商品「ジューシーブリュー」を、ビール好きの筆者がレビューさせていただきました。

○新規需要に着目した商品

2026年に施行される酒税改正にともない、ビール、発泡酒、第三のビールの税率が一本化されます。これを「ビールにとっての追い風」と捉えたサントリーは、ビールカテゴリーの強化に着手。

発泡酒を含む、低価格で手に取りやすい「エコノミーカテゴリー」も意識しながら製品開発を進めました。
○ジューシーさ&甘みは新たなトレンド

また、近年はビールに「フルーティで甘みのある味わい」を求める層が増加しています。そういったトレンドが反映され、香りと甘さを際立たせた新商品「ジューシーブリュー」が生まれました。

中でも、東北エリアではビールにフルーティな味わいを求める方が多いそう。

新たなトレンドにキャッチアップし、従来の「苦味」と「キレ」のあるビールではなく、ジューシーさ&甘みのあるビールを開発したのです。

新商品「ジューシーブリュー」には、トロピカルな香りが特徴的なギャラクシーホップが用いられ、上面発酵酵母で発酵させることで、熟した果実のような香りが強調されています。さらに、サントリーが研究を重ねてきた「高濃度醸造技術」が用いられ、“みずみずしくフルーティ”な味わいに仕上げられています。

パッケージにはブルー×オレンジを基調とした背景にロゴがあしらわれており、爽やかな印象です。

○果実のような華やかな香り&風味

グラスに注いでみると、やや濃い黄金色です。まずはひと口いただきます。

口に含んだ瞬間、パッションフルーツのような香りを感じました。飲み込んだ後には、ピーチやマンゴーのような果実の香りが口いっぱいに広がります。苦味とキレが強調されたビールも大好きですが、こちらも非常に美味しい。甘みに加えてみずみずしさもしっかりあり、ゴクゴク飲めちゃいます。「ビールは苦くて苦手」という方にもおすすめできる1杯です。

ゴクゴク飲めるけれど、軽すぎるということはなく、アルコール由来のコクもしっかり感じられます。

今回は新商品「ジューシーブリュー」にあわせて、羽根つき餃子と麻婆豆腐を用意してみました。

料理の脂っこさを「ジューシーブリュー」の爽やかな味わいでリセットできます。脂ギッシュなお料理もサッパリと食べられますね。

ビールそのものの甘みや風味が強いので、味の濃い中華料理にも全然負けていません。


今回は中華料理とあわせてみましたが、サンマや松茸などの旬の食材や、さらに気温が下がってきたらおでんなんかとあわせてみてもいいかもしれませんね。
○全国展開が待ち遠しい

今回は、香りと甘さが際立つ新ビール「ジューシーブリュー」をレビューしました。想像以上の華やかさ、みずみずしが感じられ、最後のひと口までとても美味しかったです。

ご自宅でのランチやディナーにはもちろんのこと、バーベキューやキャンプのおともとしても活躍してくれそうな新商品です。様々なシーンで楽しんでみたいですね。

東北地方の皆さん、東北へお出かけになる皆さんはぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

果実のような華やかな香りと、フルーティで豊かな味わいをご堪能ください。

みずえちゃん みずえちゃん 1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務しながら、大阪北新地でキャバ嬢デビュー。現在は銀座のクラブに勤めるかたわら、フリーランスのライターとして活動している。 この著者の記事一覧はこちら
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