俳優の高橋文哉が主演・企画プロデュースする縦型ショートドラマ『この恋は、理想形。』(全50話予定)が、10月24日からショートドラマアプリ「UniReel」ほかで配信される。
このドラマは、高校の1学年違いの恋人・高峰広(高橋)と朝比奈澪(原菜乃華)の純愛を描くラブストーリー。広は一学年下の澪と恋に落ちるが、高校卒業後に起業したことがきっかけですれ違っていく。澪は“初恋”を捨てる決断を下すも、諦めきれず、クローゼットの服を着ると“心の底から本当に願ったこと”だけが叶うという家系に伝わる力を使う。不思議な力で仕組まれたこの恋は、罪か、それとも愛か…。
ヒロイン役には原菜乃華を迎え、岡崎紗絵、綱啓永、八村倫太郎(WATWING)ら旬の俳優が多数出演。岡崎は大学卒業とともに起業したやり手の女性社長で広の良き相談相手・一ノ瀬綾乃、綱は広の同級生で共に起業する瀧公太、八村は綾乃の会社の社員・山城拓郎役を演じる。綾乃は広と澪の間に三角関係を生み、公太と拓郎は物語の展開に深く関わっていく。
主演のみならず企画プロデュースとして制作に参加している高橋は「作品のタイトルを考えたのも、キャスティングに参加したのも、台本作りに携わったのも何もかもが初めてでした」と振り返る。「何よりお伝えしたいのはこの作品で縦型ドラマの常識や当たり前を違う角度から捉え、スタッフキャスト皆で新しいチャレンジをしているということです」と同作に懸ける想いを明かした。
今作はTGC20周年を記念して、高橋が所属する芸能プロダクション「A-Plus」が今年4月に立ち上げた縦型ドラマレーベル「FANFARE」の第1弾作品。日本テレビが監修・制作協力し、「FANFARE 1ST PROJECT」で選ばれた篠崎真人役(広や公太の同級生)、澪の妹・雫役の俳優も出演する。
コメント全文は、以下の通り。
○■高橋文哉
――「企画プロデュース」として作品づくりに参加している本作の撮影にはどんな想いで挑みましたか?
今作、『この恋は、理想系。』で、僕自身初の企画プロデュースを務め、主演としても参加させていただきました。この作品にかけた思いは本当にたくさんありますが、何よりお伝えしたいのはこの作品で縦型ドラマの常識や当たり前を違う角度から捉え、スタッフキャスト皆で新しいチャレンジをしているということです。作品のタイトルを考えたのも、キャスティングに参加したのも、台本作りに携わったのも何もかもが初めてでしたが、愛のあるスタッフ・キャストに支えていただきながら、今作に向き合うことができ、自分は幸せ者だなと感じながら撮影する日々でした。
――本作の見どころや視聴者へのメッセージをお願いします。
素晴らしいキャストの皆さん、信頼するスタッフの皆さんと見てくださる方々に今までに無い作品を届ける事をモットーに企画、撮影に向き合ってきました。見ていただく皆さんに、この作品からどんな事でもいいので受け取っていただけたらうれしく思います。ぜひ、楽しんでご覧ください。よろしくお願いします。
○■原菜乃華
――ご自身が演じたキャラクターで共感した点や、注目してほしいポイントを教えてください。
内気で自分に自信がなく、つい自虐的になってしまう澪は、演じながらとても親近感を覚えるキャラクターでした。きっと今を生きる多くの女性にとって共感しやすい人物だと思います。
――この作品の見どころや視聴者へのメッセージをお願いします。
初恋のときめきや甘酸っぱさ、思わず涙してしまう切ない瞬間がたくさん詰まっている作品です。ピュアで不器用な二人のすれ違いや、等身大の悩みを通して、人を想う気持ちの尊さを改めて感じました。楽しみにしていただけたらうれしいです。
○■岡崎紗絵
――ご自身が演じたキャラクターで共感した点や、注目してほしいポイントを教えてください。
さっぱりした性格で仕事を頑張るバイタリティのある、頼りになる女性です。広との関係性に注目してほしいです。
――この作品の見どころや視聴者へのメッセージをお願いします。
純粋で真っ直ぐなラブストーリーの中にファンタジーな要素も入っていて、普通の恋愛ドラマとは違うところが見どころです。次の展開がどうなるか読めないところも面白いので、毎話楽しみに見ていただきたいです。
○■綱啓永
――ご自身が演じたキャラクターで共感した点や、注目してほしいポイントを教えてください。
とにかく良い奴なんです。ずっと友達に寄り添っていて、身の回りの環境を大切にしているんだなぁというのが伝わってきました。そういう部分は僕も生きてく上で大事にしてるので、共感できました。又、広とのシーンは、リアルな演者同士の信頼だったり、関係性の空気感が垣間見える瞬間があると思うので、注目していただきたいです。
――この作品の見どころや視聴者へのメッセージをお願いします。
広と澪の純粋で、ピュアで、まっすぐな恋の物語は、ずっと見ていられます。2人の空気感は現場で見ているだけで素敵でした。そして、なによりも、僕の友達の記念すべき初プロデュース作品です。必ず皆様に何か力を与えてくれるはずです。僕たちと一緒にこの作品を楽しんでいただけたら幸いです。宜しくお願い致します。
○■八村倫太郎(WATWING)
――ご自身が演じたキャラクターで共感した点や、注目してほしいポイントを教えてください。
僕が演じる拓郎は、広と公太、そして澪の3人と会社を通じて関わります。こんな会社員いるよな~と思ってくれたらうれしいです(笑)
――この作品の見どころや視聴者へのメッセージをお願いします。
気づいたら夢中で台本を読んでいました。とても面白いし、甘酸っぱいし、ほろ苦いです。そして、僕の大切な親友が本気で挑み向き合っている作品です。そんな作品に参加できて本当に幸せでした。ご覧いただく皆さんにもきっとその熱量が届きます。よろしくお願いいたします。
【編集部MEMO】
今作で恋人役を演じる高橋文哉と原菜乃華は、現在放送中のNHK連続テレビ小説『あんぱん』で夫婦役を演じている。原は、『あんぱん』での高橋との共演について、「メイコ(原)と健太郎(高橋)の雰囲気がとてもよく似ているなと。ふわふわしていて周りを明るくするような似た者同士の夫婦の温かさを作れたらいいなと思って演じています」と語っている。
(C)「日本オリジナルショートドラマ」製作委員会