29日(20:00~)にスタートするABEMAオリジナルドラマ『MISS KING / ミス・キング』の取材会がこのほど、都内で行われ、主人公・国見飛鳥を演じるのんが登壇した。

○中村獅童の印象

『MISS KING / ミス・キング』は、天才棋⼠の⽗に⼈⽣を奪われた主⼈公・国⾒⾶⿃が、その深い憎しみから開花させた才能と、まっすぐに突き進む意志の強さで、⾃らの⼈⽣を取り戻していくヒューマンドラマ。
つらい過去と向き合いながらも、前に進もうとする⼒強い⼥性の姿が丁寧に描かれる。

偉大な棋士であると同時に飛鳥の復讐相手である父・結城彰一を演じるのは、中村獅童。その印象を聞かれると、のんはこう話した。

「中村獅童さんはお父さんでありながら飛鳥にとって最大の復讐相手でもあるので、緊張感を保つためにあえて遠い距離感で接してくれました」

また、のんはこんなエピソードも明かしていた。

「対局の撮影中はほとんど会話を交わすことがありませんでしたが、最終日にはとても優しく話しかけてもらえて、私のインスタをフォローしたことを教えてくれました。実は私も密かに獅童さんのインスタをチェックしていて、フォローをしたら変かなと躊躇していたので……。その話を伺ってすぐにフォローして相互フォローの関係になりました(笑)」

【編集部MEMO】
天才棋⼠の⽗のもとに⽣まれた⾶⿃(のん)。⺟と3⼈、仲睦まじい幼少期を送っていたが、ある時⽗は2⼈を捨てて出ていってしまう。⺟と貧しい⽣活を送る⾶⿃だったが、やがて⺟も病で他界し、⾶⿃は孤独の⾝となる。⼀⽅、⾶⿃を⾒捨てた⽗は将棋界で成功を収め、脚光を浴びていた。その姿に殺意が芽⽣えた⾶⿃は、復讐⼼に突き動かされ、ある出来事をきっかけに将棋の世界へと⾜を踏み⼊れる。そして「史上初の⼥性棋⼠」を⽬指すことになる。
これは、憎しみに囚われるひとりの⼥性が、将棋を通じて⼈⽣を取り戻していく物語。
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