2025年8月発売のカシオ腕時計から、G-SHOCKの新製品を実機写真とともに紹介する。今回はフルメタルG-SHOCKやG-SQUADのニューモデルをはじめ、CMF(Color/Material/Finish)により大きくイメージを変えた「GMA-P2110」に注目だ。
○進化したフルメタルG-SHOCK「GMW-B5000BT-1JF」「GM-B2100BTー1AJF」「GMC-B2100BT-1AJF」
G-SHOCK初代モデル“DW-5000C”の八角形フォルムを受け継ぐフルメタルモデル「GMW-B5000」「GM-B2100」「GMC-B2100」から、その象徴的な八角形トップベゼルにブラックを採用したモデルが登場。
いずれのモデルもシルバーに際立つブラックがG-SHOCKの象徴的な強さを強調しつつ、幅広いスタイルに合わせやすいモノトーンデザインとなっている。
「GMW-B5000BT-1JF」(88,000円)はトップベゼルを鏡面で仕上げ、ガラスの一部にシルバー蒸着を施すことで、タフなスタイルの中に精巧な輝きを加えた。
「GM-B2100BTー1AJF」(88,000円)と「GMC-B2100BT-1AJF」(107,800円)は、トップベゼルにヘアライン仕上げを採用、落ち着いたメタル感を演出した。さらに、インデックスにシルバー蒸着を施し、ダイアルとのコントラストを際立たせて時刻視認性を高めている。
すべてのモデルがタフソーラー駆動とBluetoothによるモバイルリンク機能を搭載。「GMW-B5000BT-1JF」のみマルチバンド6対応電波時計機能も搭載する。製造は初代G-SHOCKを生み出したマザーファクトリー「山形カシオ」が担当している。
○『新世紀エヴァンゲリオン』TV版30周年を記念したコラボレーションモデル「GA-110EVA30-7AJR」
『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズのメカニックデザインを担当している山下いくと氏が、エヴァンゲリオンの世界観をG-SHOCKで表現。ベースモデルは、2010年のエヴァンゲリオンコラボモデルと同じ「GA-110」。
時計全体にG-SHOCKならではのエヴァンゲリオンの新規グラフィックが散りばめられており、9時位置の小針に第3使徒の顔を使用、バンドにはロンギヌスの槍とネルフのロゴマークを描くなど、エヴァンゲリオンに思い入れがある人ほど楽しめる。また、山下氏のデザインを忠実に再現するため、G-SHOCK初の4色プリントを採用しているのもトピックだ。
電池駆動(電池寿命約2年)など、時計としての機能や性能はベースモデルと同様。価格は37,400円で、スペシャルボックスが付属する。発売は10月17日で、10月1日に予約受付を開始している。CASIOオンラインストアでは抽選販売となる。
詳しくは別記事『カシオ、G-SHOCK×エヴァンゲリオン30周年記念モデル「GA-110EVA30」登場』をご覧いただきたい。
○気軽に使えるG-SQUADのニューモデル「GBD-200-7JF」「GBD-200-1A1JF」
G-SHOCKのスポーツライン「G-SQUAD」から、距離計測機能やスマートフォン連携機能、ランニングなどのトレーニングに役立つ機能はそのままに、デザイン性をアップデートしたモデルが登場した。
新たにポジティブ表示のMIPを採用。明るい屋外や直射日光下でも優れた視認性を確保できる。また、フェイスに精密なハニカムパターンをガラス印刷で表現した。ベゼル・バンドがホワイトの「GBD-200-7JF」と、ブラックの「GBD-200-1A1JF」の2色をラインナップする。
もちろんモバイルリンク機能を搭載。スマートフォンのGPS機能と連携した距離補正により、一度補正すると次回から時計単体での正確な走行距離計測が可能となる。
サイズは48.4mm(縦)×45.9mm(幅)×15.0mm(厚)で、重量は58gと軽量。駆動は電池式ながら、上記のような多機能を日常使いしても約2年と通常モデル並みの電池寿命だ。価格は各25,300円。
○ピンクリボン活動を支援するコラボレーションモデル「GMA-S145PKー4AJR」
乳がんの早期発見・診断・治療の大切さを呼びかけるピンクリボン活動を支援するコラボレーションモデル第3弾が「GMA-S145PKー4AJR」。「GMA-S140」をベースに、全体をピンクのワンートンで仕上げた。
G-SHOCKは、すべての方が健康で自分らしく生きられるよう、また病気を理由になにかを諦めることがないような社会を目指して、ピンクリボン活動の支援に取り組んでいる。本モデルは、さまざまなコーディネートに合わせやすいシンプルなデザインであると同時に、強い存在感とメッセージ性を発揮している。
なお、本モデルの日本での売上の5%がカシオ計算機株式会社から認定NPO法人J.POSH(※)に寄付される。
ベゼル、バンドの主な樹脂パーツには、環境負荷低減への貢献が期待されるバイオマスプラスチックを使用。電池駆動(電池寿命約2年)など、時計としての機能や性能はベースモデルと同様だ。価格は18,150円。
※J.POSH:20年以上に渡り、乳がん検診受診やブレストアウェアネスの啓発、検診を受けやすい環境づくり、また乳がん患者やその家族の支援なども含めた独自のピンクリボン活動に取り組んでいる認定NPO法人。
○小ぶりで軽快、そして上質なレディースG-SHOCK「GMA-P2110-4AJF」「GMA-P2110-7AJF」「GMA-P2110-1AJF」
人気のアナログ・デジタルコンビネーションシリーズからベゼルの内側と外側からのぞくメタリックリングが印象的なモデルが登場。ファッションに合わせやすいベージュピンク、ホワイト、ブラックの3色をラインナップする。
サイズは46.0mm(縦)×40.5mm(幅)×11.3mm(厚)、重量はわずか37gと、ベースモデル「GMA-P2100」と同等のサイズ・装着感ながら、メタリックパーツの輝きが品の良さを感じさせる。また、ベゼル周りの文字要素を省き、インデックスをよりシャープなデザインに変更、さらに洗練された印象となった。
なお、ベゼル・バンドの主な樹脂パーツにはバイオマスプラスチックを使用。駆動は電池式で、電池寿命は約3年。価格は各20,900円。
○斬新かつ個性的な「GA-V01」に新色! 「GA-V01-7AJF」、「GA-V01-4AJF」、「GA-V01A-9AJF」
『カシオ 2025年4月発売のG-SHOCK/EDIFICEを実機写真で!』でも紹介した「GA-V01」シリーズには新色が登場している。
「GA-V01」シリーズは、エッジの効いたパーツを組み合わせた有機的な外装フォルムや、大型の全面液晶、さらに新開発のショックリリース針など、今までの常識を覆す斬新な発想で、G-SHOCKのアイデンティティである「強さ」を形にしたモデル。今回追加されるのは、ホワイトの「GA-V01-7AJF」(21,450円)、ピンクの「GA-V01-4AJF」(21,450円)、そしてマットな質感が印象的なゴールドの「GA-V01A-9AJF」(23,100円)。いずれもG-SHOCKの定番色で、今までラインアップになかったのが意外なほどだ。
印象の強いデザインに加え、大容量電池の採用と低消費電力化により、アラームやライトなどの機能を搭載。しかも、電池寿命約が10年というロングライフ設計がまた魅力的だ。