LINEヤフーは3日、前年と比べて検索数が急上昇した人物や作品、商品をランキング形式などでまとめる「Yahoo! 検索大賞2025」を発表。大賞には、アイドルグループ・timeleszが選出された。


「Yahoo! 検索大賞2025」結果発表

2014年に開始し、今年で12回目を迎えた「Yahoo! 検索大賞」。1月1日から11月1日までの集計データをもとに、“今年の顔”として検索数が最も急上昇した人物に贈る「大賞」に加え、「人物カテゴリー」(「俳優」「ミュージシャン」「アスリート」「お笑い芸人」「声優」「スペシャル」)、「作品カテゴリー」(「アニメ」「映画」「ゲーム」「ドラマ」「楽曲」)を選出。さらに、今後の活躍が期待できる人物、ヒットが予想される商品を「ネクストブレイクカテゴリー」(「人物」「商品」)として発表している。

今年は、timeleszが、「大賞」と「ミュージック部門」1位を初受賞。Netflixで配信された『timelesz project -AUDITION-』で選ばれた新メンバー5人が加わり、8人体制で再始動したtimeleszは、改名後初のシングル「Rock this Party」のリリースや『THE MUSIC DAY』への出演、冠番組『タイムレスマン』(フジテレビ)などが話題となり、検索数が上昇した。

受賞コメントは以下の通り。
○timeleszコメント

この度、timeleszがYahoo! 検索大賞2025およびミュージシャン部門の1位に選出いただきました。2月に8人体制となった年に選出されたこと、とても光栄に思います。来年以降も皆さまにたくさん検索していただけるように、日々の活動を頑張っていきたいと思います。

また、「俳優部門」1位には、ドラマ『波うららかに、めおと日和』(フジテレビ)で江端瀧昌役を演じ、「第124回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」で助演男優賞を受賞した本田響矢が選ばれたほか、「スペシャル部門」では、大阪・関西万博の公式キャラクター・ミャクミャクが1位に選出された。

そのほか結果は以下の通り。
○人物カテゴリー
「大賞」

timelesz
「俳優部門」

1位:本田響矢

ドラマ『波うららかに、めおと日和』(フジテレビ)で江端瀧昌役を演じ、「第124回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」で助演男優賞を受賞。
また、音楽劇『エノケン』への出演や『王様のブランチ』の新レギュラー就任などでも注目を集め、検索数が上昇。

【「俳優部門」2位~5位】
連続テレビ小説『あんぱん』(NHK)で主演を務めた今田美桜、ドラマ『波うららかに、めおと日和』で主演を務めた芳根京子、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)で主演を務めている横浜流星、連続テレビ小説『ばけばけ』(NHK)で主演を務めている高石あかり(高ははしごだか)がランクイン。
「ミュージシャン部門」

1位:timelesz

【「ミュージシャン部門」2位~5位】
今年メジャーデビュー10周年を迎えたMrs. GREEN APPLE、テレビ番組への出演などで話題となった藤井 風、オーディション番組からメジャーデビューを果たしたHANA、「MUSIC AWARDS JAPAN」でのパフォーマンスが話題となったちゃんみながランクイン。
「アスリート部門」

1位:佐々木朗希

千葉ロッテマリーンズからMLBのロサンゼルス・ドジャースへの移籍を発表し話題に。シーズン序盤で故障者リスト入りしたものの、ポストシーズンではクローザーとして活躍し、検索数が上昇した。

【「アスリート部門」2位~5位】
横綱に昇進し、年間最多勝にも輝いた大の里関、横綱に昇進した豊昇龍関、5度目の4団体王座同時防衛を果たした井上尚弥、プレシーズンゲームのドジャース戦や日本シリーズなどで活躍した阪神タイガースの佐藤輝明がランクイン。
「お笑い芸人部門」

1位:友田オレ

『R-1グランプリ2025』において、23歳で史上最年少優勝を果たし検索数が上昇しました。また、『アメトーーク!』(テレビ朝日系)、『あちこちオードリー』(テレビ東京系)などのバラエティ番組にも出演し話題になった。

【「お笑い芸人部門」2位~5位】
多数のテレビ番組への出演や動画配信などで話題となった狩野英孝、『THE SECOND~漫才トーナメント~2025』で優勝したツートライブ、テレビ番組のドッキリ企画で改名したちょんまげラーメン、去年の『M-1グランプリ 2024』での好成績を受けて今年東京に進出したバッテリィズがランクイン。
「声優部門」

1位:戸田恵子

長年主役を務める『それいけ!アンパンマン』に関連の深い連続テレビ小説『あんぱん』や、アニメ映画『それいけ!アンパンマン チャポンのヒーロー!』『不思議の国でアリスと -Dive in Wonderland-』などに出演し話題になりました。

【「声優部門」2位~5位】
『名探偵コナン』に登場するキャラクター・安室透役の後任となった草尾毅、声優やナレーターとしての活躍に加え、連続テレビ小説『あんぱん』にも出演した津田健次郎、大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』や連続テレビ小説『あんぱん』に出演した島本須美、アニメ、ドラマでの活躍の他にテレビ番組への出演などでも話題になった山寺宏一がランクイン。
「スペシャル部門」

1位:ミャクミャク

大阪・関西万博の公式キャラクター。
イベント出演や来場者との交流、公式ライセンス商品、企業とのコラボレーションなどが話題になり、“万博の顔”として活躍した。

【「スペシャル部門」2位~5位】
『24時間テレビ』のチャリティランナーとして105kmマラソンを完走した横山裕、timeleszの新メンバーとして活躍する寺西拓人、音楽活動の他に連続テレビ小説『あんぱん』に出演したMrs. GREEN APPLE・大森元貴、timeleszの新メンバーとして加入し、バラエティ番組などにも出演する篠塚大輝がランクイン。
○作品カテゴリー
「アニメ部門」

1位:『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』

ガンダムシリーズのテレビアニメ最新作。4月から6月まで放送され、放送日を中心に検索数が上昇。また、同シリーズを手掛けるサンライズと、エヴァンゲリオンシリーズで知られるスタジオカラーとの共同制作も話題に。

【「アニメ部門」2位~5位】
去年の第1期に続き今年第2期が放送された『薬屋のひとりごと』、今年第1期・2期が放送されたアクションアニメ『SAKAMOTO DAYS』、少女とタコ型地球外生命体の交流を描いた『タコピーの原罪』、通算22作目として今年から放送開始した『キミとアイドルプリキュア』がランクイン。
「映画部門」

1位:『国宝』

芥川賞受賞作家・吉田修一氏の同名小説を原作とした、伝統芸能と人間ドラマを描いた作品。主演の吉沢亮の他に横浜流星、渡辺謙ら豪華キャストが出演。俳優陣の演技や歌舞伎のシーンなどが話題になった。

【「映画部門」2位~5位】
3部作の第1章として今年夏に公開された『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』、トム・クルーズ主演のシリーズ8作目にして最終作として公開された『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』、ミュージカルを原作とした『ウィキッド ふたりの魔女』、現代に存在する忍者たちを描いた漫画が実写映画化された『アンダーニンジャ』がランクイン。
「ゲーム部門」

1位:『モンスターハンターワイルズ』

2004年に1作目が発売された『モンスターハンター』シリーズの最新作。発売から1ヵ月間で過去最高の全世界販売本数1,000万本を達成し、話題になった。


【「ゲーム部門」2位~5位】
スマートフォン向けゲームアプリ『Pokemon Trading Card Game Pocket』、今年秋に発売されたNintendo Switch・Nintendo Switch 2専用ゲームソフト『Pokemon LEGENDS Z-A』、ファンタジー世界でスローライフを楽しむRPG『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』、シリーズ9作目となるNintendo Switch 2専用のレーシングゲーム『マリオカート ワールド』がランクイン。
「ドラマ部門」

1位:NHK連続テレビ小説『あんぱん』

漫画家・やなせたかしさんと妻・暢さんをモデルにしたドラマ。今田美桜が主演を務め、放送開始とともに検索数が上昇。また、テレビアニメ『それいけ!アンパンマン』声優陣の出演なども話題になった。

【「ドラマ部門」2位~5位】
江戸時代中期に活躍した江戸のメディア王・蔦屋重三郎の生涯を描いた大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』、漫画を原作としたヒューマンクライムサスペンス『クジャクのダンス、誰が見た?』(TBS)、エリート官僚が私立高校への出向を命じられ、高校3年生の担任として教壇に立つ姿を描く『御上先生』(TBS)、昭和初期を舞台に帝国海軍の夫と妻の新婚夫婦を描いたラブコメディー『波うららかに、めおと日和』がランクイン。
「楽曲部門」

1位:CUTIE STREET「かわいいだけじゃだめですか?」

2024年にデビューした8人組アイドルグループ・CUTIE STREETの楽曲。TikTokをはじめとしたSNSでこの曲を使った動画が多数投稿され大きな注目を集め、検索数が上昇した。

【「楽曲部門」2位~5位】
やなせたかしさんが作詞した「手のひらを太陽に」、アイドルグループ・CANDY TUNEが去年リリースし、TikTokを中心にヒットした「倍倍FIGHT!」、Mrs. GREEN APPLEが配信限定シングルとしてリリースした「ダーリン」、同じくMrs. GREEN APPLEが配信限定シングルとしてリリースした「クスシキ」がランクイン。
ネクストブレイクカテゴリー
○「人物部門」(五十音順)

=LOVE
奥山葵
滝澤諒
西田どらやき
山中柔太朗

【編集部MEMO】
timeleszは、佐藤勝利、菊池風磨、松島聡、寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝の8人組。新メンバーオーディション「timelesz project」で寺西、原、橋本、猪俣、篠塚の5人が新メンバーに決定した。
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