まだ所属チームは決まっていないものの佐々木への注目度は抜群だ(C)Getty Images
若き剛腕への期待は大きい。
現地時間12月31日、若手の情報を専門的に扱う『MLB Pipeline』のジム・カリス記者、ジョナサン・マヨ記者は、来季の展望記事を配信。
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多くの球団から熱い視線が注がれてきた佐々木。移籍先としては、大谷翔平や山本由伸が所属するドジャースが最有力候補、パドレスがその対抗馬、さらにヤンキース、メッツ、カブス、ホワイトソックス、レンジャーズ、ジャイアンツなど、複数のチームが面談を行ったと伝えられており、現地での注目度は、ますます高まっていくばかりだ。
今回の記事内でカリス記者は、ナ・リーグでナショナルズのディラン・クルーズ、ア・リーグでオリオールズのコビー・マヨが来季の新人王を受賞すると予想。ただ、「ここでの注意点は、ロウキ・ササキがどちらのリーグと契約したとしても、彼が新人王の最有力候補であり、当然の選択肢だと私たち2人がともに感じていることだ」と前置きしていた。
一方、マヨ記者は、ナ・リーグでパイレーツのババ・チャンドラー、ア・リーグでマヨを受賞者に予測。強力なルーキーがひしめくが、はたして“令和の怪物”は、1年目にどんな姿を見せるだろうか。もし新人王に輝けば、日本選手として1995年の野茂英雄氏、2000年の佐々木主浩氏、01年のイチロー氏、18年の大谷に続く史上5人目の快挙だ。
23歳でメジャー挑戦を決断した佐々木。争奪戦の行方を含め、今後の展開が楽しみでならない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]