ドジャースの二塁は誰が守るのか。キャンプで注目すべきポイントとは(C)Getty Images

 ドジャースが2025年シーズンに向けて始動する。

キャンプインは当初予定されていた現地時間2月11日から12日に変更となったが、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のダグ・マケイン記者が、ドジャースのキャンプで注目すべきポイントを紹介している。

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 同記者はまず「ドジャースがショウヘイ・オオタニと10年契約を結んで以来、ファンは二刀流選手の登板を待ち望んできた」とし、「2025年にはドジャースで投手デビューを果たすと見込まれている」と、ドジャースのユニフォームで初めて「二刀流」でプレーする姿に注目した。

 次に佐々木朗希について「ドジャースファンだけでなく、野球ファン全体にとって注目すべき大きなストーリーとなるだろう」と、23歳右腕のメジャー1年目に熱い視線が注がれている。

 そして、今季のドジャースの戦い方にも注目。昨季はクローザーを固定できなかったが、デーブ・ロバーツ監督はパドレスから新加入した左腕、タナー・スコットを起用することを明言している。

 同記者は、こちらも新加入のカービー・イエーツや、再契約となったブレイク・トライネンなど、「ブルペンに多くの才能を確保した」と指摘し、「多くのリリーフ投手がクローザーを務める機会を得るだろう」と分析した。

 さらに、ギャビン・ラックスがレッズに移籍したことで、二塁のポジションを誰が守るのかという点も大きなポイントと見る。韓国プロ野球からやってきたキム・ヘソン、ともに内外野を守ることができるクリス・テーラーとトミー・エドマンは「オプションとしてリストされている」と伝えている。

 また、米メディア『The Athletic』のファビアン・アルダヤ記者によれば、ユーティリティープレーヤーのキケ・ヘルナンデスと1年契約の年俸650万ドル(約10億円)で契約合意したという報道もあり、ポジション争いはさらに激化しそうだ。

 メジャーリーグの2025年シーズンへ向けた動きが、いよいよ加速していく。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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