佐々木朗希の対外試合デビューはなぜお預けとなったのか(C)Getty Images

 ドジャースの佐々木朗希が現地時間2月25日(日本時間26日)に今キャンプ2度目の実戦形式の練習「ライブBP」に登板した。

【動画】佐々木朗希が「ライブBP」登板 先頭打者にいきなり本塁打浴びる

 ホワイトソックスのマイナー選手を相手に38球を投げて2安打1失点という内容だった。

佐々木はいきなり先頭打者のカイル・ティールに右越えの本塁打を浴びたが、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』によると、「その後は落ち着きを取り戻し、空振り三振を含む6者連続アウトを奪った」と伝えた。

 ティールは2023年のドラフトでレッドソックスに1巡目(全体14位)指名を受けた有望株だった。

 佐々木は当初、ホワイトソックスとの「練習試合」で登板するとされたが、実戦形式のライブBPとなった。この日のマリナーズとのオープン戦にも登板はせず、同メディアはマーク・プライアー投手コーチのコメントを紹介している。

 それによると、「我々は多くの選手を育てている。休養の間隔が異なるため、特定の日に投手同士が重なり合うことになる。だから、選手たちにイニングをこなさせる方法を考えなければならない」と説明。「通常は見られない先発投手の後ろで先発投手が投げることになるだろう」と見通しを示した。

 佐々木は3月19日に日本で行われるカブスとの開幕第2戦(東京ドーム)で先発予定。対外試合デビューはお預けとなったが、相手チームと初めて対戦。シーズン開幕を見据え調整を続けていく。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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