ドジャースの開幕ロースターに大きな注目が集まる(C)Getty Images

 ドジャースの開幕ロースターを巡る争いはし烈を極める。ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』が大胆予想で盛り上げている。

 ブランドン・ゴメスGMは「これから開幕までの間、ロースターがどうなるか、未知数なことがたくさんあると思う」と語ったといい、デーブ・ロバーツ監督も「今すぐ決断する必要はない」と、じっくり見極めていく方針のようだ。

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 同メディアは「ドジャースの開幕ロースター争いに関する5つの大胆な予想」と題し、5項目に分けて予想している。

 1つ目は、キム・ヘソンがマイナーリーグでシーズンをスタートさせるのではという点で、「キムが開幕ロースターに入らないのは、3年1250万ドル(約20億円)の契約を考えれば、やはり驚きだ」としながらも、「ドジャースは彼がメジャーリーグの投手に対応する必要があることを知っている」とし、打撃面が課題であるキムが、実戦で結果を残せなければ開幕ロースターは険しいと予想している。

 2つ目は、キムがマイナーリーグでシーズン開幕を迎えることになれば、現地時間2月26日(日本時間27日)のブルワーズとのオープン戦で一発を放ったアンディ・パヘスが開幕ロースター入りするという。ただ、オープン戦で“チーム1号”を放ったエディ・ロサリオも注目だとし、「キムに代わる左利きの選択肢として、ダークホース候補となるだろう」とも記している。

 3つ目として、「先発二塁手」としてトミー・エドマンを挙げている。今季は中堅としてスタートすると予想されていたエドマンが、キムがマイナーリーグで力をつけるまで内野に戻ることで「パヘスは中堅で十分なチャンスが与えられることになる」と説明している。

 ただ、エドマンがそのまま中堅でプレーすることになれば、エンリケ・ヘルナンデスとクリス・テイラーの2人のユーティリティープレーヤーが、二塁でプレーするチャンスを得ることになると分析している。

 4つ目はトニー・ゴンソリンが先発5番手争いを制するという。ダスティン・メイはブルペン待機し、もしも負傷者が出た場合は先発投手として起用する案を示した。

 5つ目は、3月18日、19日に日本で行われる開幕カードはロースターが31人となるため、非ロースター選手が招待されるという点だ。「右投げのルイス・ガルシアとジョバンニ・ガジェゴスはともにブルペンのポジションを争っている。

そのうちの1人はチームとともにキャンプを離れ、開幕戦のために日本に遠征することになる」と予想した。

 日米のファンが大注目する中、“巨大戦力”を擁するドジャースは世界一連覇へ向けて発進する。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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