練習試合ではいきなり被弾した佐々木。オープン戦ではどんなピッチングを見せるか(C)Getty Images
現地時間3月4日(日本時間5日)に行われる、ドジャース対レッズのオープン戦で佐々木朗希が登板するとデーブ・ロバーツ監督が明言した。
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スポーツサイト『CLUTCH POINTS』でも、ロバーツ監督のコメントや佐々木のオープン戦での起用法を伝えるなど、待望の初登板に関心を寄せている。
同メディアは、レッズ戦では山本由伸が先発、2番手として佐々木が投げるという、ロバーツ監督のプランを紹介。「ヤマモトは先発として4イニングまで投げる見込みで、その後にササキがあらかじめ決められた役割で登板することになっている」などと報じている。
また、ロバーツ監督が佐々木の現状について、「今のところ、トレーナーやピッチングスタッフと順調に準備が進んでいる」「MLBの環境にも順応しつつあり、いい状態にある」などと語ったコメントも掲載。
調整が予定通りに行われているというルーキーに対し同メディアは、「火曜日のデビューは、ドジャースの先発ローテーションで重要な役割を担うためのササキの成長過程における重要なチェックポイントとなる」と論じている他、「ササキのMLB移籍はドジャースのみならず、リーグ全体からも注目を集めるストーリーとなっている」と綴っている。
さらに期待を寄せる言葉が並び、「メジャーの打者への適応、コマンド(制球力)の維持、投球イニングの増加など、クリアすべき課題はあるが、その能力がすぐにでもMLBでインパクトを与える可能性は十分にある」と評しており、レッズ戦でのマウンドを「MLBの舞台での彼の才能を初めて垣間見る機会だ」と強調する。
その上で同メディアは、「ドジャースはササキのデビューがメジャーリーグでの長い成功のキャリアの始まりとなることを期待している」などと見通している。
レッズ戦での登板は23歳で海を渡った佐々木の実力をはかる絶好の機会。日米をはじめ、世界中の野球ファンからの視線を一身に浴びる若き右腕がどんな投球を繰り広げるか。大いに楽しみだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]