コンフォートはドジャースでこれまで以上の好成績を残せるか(C)Getty Images
ドジャースに新加入したマイケル・コンフォートが、現地時間3月7日(日本時間8日)、マリナーズとのオープン戦に「2番・左翼」でスタメン出場し、5回二死から右翼席へ移籍後“初本塁打”を放った。
【動画】「えっ?」大谷翔平の愛車から大量の…ロバーツ監督が“仕返し”
0-0の3回一死二・三塁の場面では左中間への2点適時二塁打。
ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、デーブ・ロバーツ監督がコンフォートを「正左翼手」として起用する案を示していると伝えた。
コンフォートは昨季、ジャイアンツで打率.237、20本塁打、66打点、OPS.759を記録した。同メディアは、メッツがプレーオフに進出した2015年に当時新人だったコンフォートが重要な役割を果たしたと説明。2015年のワールドシリーズはロイヤルズと対戦して打率.333、2本塁打、OPS1.046の好成績を残している。
同メディアは日刊紙『Orange County Register』の中で、ロバーツ監督がコンフォートについて語ったコメントを紹介。「彼が2015年のような、より生産性の高い打者に戻れるような要素をいくつか見てきた」とし、「野球選手として成熟していく過程で、すべてが整いつつあると思う」と話したという。
また、同メディアは「ドジャースがコンフォートが復活するきっかけをつくるのを手助けしてくれることに疑う余地はない」とし、「テオスカー・ヘルナンデスも昨季、ワールドシリーズ優勝、キャリア最高のホームラン数、オールスター選出、そしてホームラン・ダービー優勝を果たした」と、コンフォートと同じ32歳のT・ヘルナンデスが昨季活躍したことを例に出し、コンフォートも同様にドジャースで輝きを放つ可能性を指摘した。
通算167本塁打を放ってきた左の大砲は、メッツ時代の19年に33本塁打を放ったのがこれまでのシーズン最高成績。今季、新天地でキャリアハイの成績を残せるだろうか、注目だ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]