アウトマンは日本開幕戦で復調なるか(C)Getty Images

 ドジャースのジェームズ・アウトマンが日本で行われる開幕戦のロースターに入った。春季トレーニングでは打撃不振に陥っていたが、東京シリーズの帯同が決定している。

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 ただ、ドジャース専門メディア『Dodgers Way』はアウトマンについて「米国での開幕ロースター入りの可能性は低いようだ。ドジャースの若手選手でその座を獲得するとしたら、それは昨シーズン、あらゆる点でアウトマンを上回ったアンディ・パヘスだろう」と伝えている。

 アウトマンは「オープン戦で打率.214、OPS.824を記録している。このOPSは決して侮れない数字であり、二塁打1本、三塁打2本、ホームラン1本を記録しているが、打席の半分以上で三振している」と指摘した。

 同メディアによれば、デーブ・ロバーツ監督が「最初の頃は、スイングを少し改良したような感じで、とても落ち着いて見えました。しかし、今は、空振りばかりだ。プレッシャーがかかっているのかどうかはわからない。以前ほど落ち着いて見えない」と語ったという。

 また、「キム・ヘソンがマイナーリーグでスタートし、トミー・エドマンが二塁に移る可能性もあるため、センターの穴を埋めるのは誰になるかは不明だが、おそらくキケ・ヘルナンデスとクリス・テイラーで埋めるだろう」と見ている。

 「アウトマンが東京に行ってパヘスを上回る成績を収める可能性はあり、そうなればセンターの暫定的な役割をもう一度担うチャンスが与えられるかもしれない」とし、三振を減らすため「気持ちを落ち着かせ、何でもかんでも打つのをやめる必要があるだろう」と提案していた。

 昨季は打率.147と苦しんだ27歳は、日本で活躍し、最終的な開幕ロースター26人に入れるか注目が集まる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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