ドジャースが29歳サイ・ヤング賞右腕のトレード獲得に動くのだろうか(C)Getty Images
マーリンズのスター投手であるサンディ・アルカンタラを巡るトレードの噂がドジャースにも波及している。
アルカンタラはドミニカ共和国出身の右腕で、2022年に32試合に登板して14勝9敗、防御率2.28をマークして球団史上初となるサイ・ヤング賞を受賞。
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来年の26年にはマーリンズとの5年契約が終了することになっており、27年にはFAとなる見込みだ。そのため、球団はそれまでにアルカンタラをトレードに出す意向があるという。
そんな中、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、「ドジャース、サイ・ヤング賞受賞投手との大型トレードの可能性」と題し、「契約額やポジションに関係なく、スター選手が現状からの脱却を望んでいるという報道があると、すべての注目はドジャースに向けられる」と報じた。
同メディアは、米スポーツ専門メディア『Bleacher Report』のザッカリー・D・ライマー記者の報道に触れ、「オフシーズンの間ずっとトレードの噂を取り上げてきたが、最近になってドジャースとエースを結びつけた」と、アルカンタラとドジャースによるトレードの噂を記している。
記事では「もう一人のエースは、今のところドジャースには必要ない」としながらも、「昨年のケガ人の多さを思い出すと、彼らのローテーションは、そうでないと証明されるまでは脆弱なのかもしれない」とし、今季もケガ人が出る可能性を考慮すると、補強の手はまだ緩める必要はないと見ている。
「球界の盟主であることが証明されたドジャースにとって、ターゲットは大きくなるばかりだが、アルカンタラのような才能にふさわしいパッケージがあるのなら、引き金を引く理由の方が多いだろう」と、アルカンタラ獲得に動く可能性を伝えている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]