ロハスは大谷に対して尊敬の念を抱いている(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が3月18、19日のカブスとの日本開幕戦に臨む。昨季は史上初の「50-50」を達成し、2年連続3度目のMVPに輝いた。

文字通り日本“凱旋”の2試合となる。

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 そんな中、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』は、大谷について「MVP級の強打者でありエース投手」と紹介。「クラブハウスへの影響力という点でも、彼のようなリーダーは稀だ」とし、「オオタニの影響力は、クラブハウスで最も尊敬されている選手の一人、ミゲル・ロハスにも及んでいる」と伝えている。

 ロハスについては「チームの夕食会でのスピーチや、どのベテラン選手にアドバイスを求めるかとなると、選手たちが頼るのはロハスだ」と、チームメイトから頼られる存在であり、精神的支柱であると説明。そんなロハスにも大谷は多大な影響を及ぼしているという。

 同メディアは、ロサンゼルスに拠点を置く日刊紙『Orange County Register』の中でのロハスのコメントを紹介。ロハスは大谷について「彼に対する尊敬の念がどれだけ増したか、言葉では言い表せない」と語ったという。

 さらに「50-50やMVPなどだけでなく、彼がこのクラブハウスのリーダーとなり、この組織に人材(山本由伸や佐々木朗希)を送り込み、投手として復帰し、手術から復帰するなど手一杯であるにもかかわらず、他の選手を助けている姿も尊敬に値する」と、グラウンドでプレーする以外での大谷の行動力や影響力に感服していた。

 記事では「2度目のトミー・ジョン手術から回復しつつあるオオタニは、2023年以来登板していなかったが、今季どこかの時点でマウンドに戻るだろう」と、投手復帰を期待している。

 そして「オオタニはダイヤモンドの上で成長し続けるとともに、リーダーとしても成長し続け、野球界がこの四半世紀で見たことのないもの、ワールドシリーズ連覇を目指すチームをまとめるだろう」と、巨大戦力を誇るドジャースのリーダーとしても大きな期待をかけていた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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