「くら寿司」は、4月25日(木)に、銀座エリア初となる店舗“グローバル旗艦店 銀座”をオープン。"江戸町エンターテインメント"をコンセプトに、ハレの日に集う町人文化の世界観を再現した店内では、3貫で1000円超の寿司や、できたての団子などを楽しむことができます。

今回は気になる店内の様子や銀座店限定のメニューを紹介します。

■江戸町エンターテインメントを楽しめる

 今回オープンしたグローバル旗艦店 銀座は、東京メトロ銀座駅やJR有楽町駅から約5分の場所に立地する、大型商業施設「マロニエゲート銀座2」の7階に誕生した新店舗。国内で6店舗目となるグローバル旗艦店で、増加するインバウンド(訪日客)需要に対応し、江戸時代の屋台文化を体験できる仕様に。242席、寿司を流す回転ベルトの長さは「くら寿司」最長となる123.14メートルで、旗艦店の中では最大規模の店舗となります。

 最大の見どころは、江戸時代の屋台をリアルに再現したスペース! 歌川広重の浮世絵をテーマにした「くら小江戸」には、寿司、団子、天ぷらから成る、3種類の屋台が展開されています。いずれも席からメニューを注文すると、出来たてを作成。
できあがりは屋台まで取りに行くスタイルで、実際に注文の品を取りに行ってみると、「お待たせしました!」「団子入りました!」など盛り上がる姿に、まるで江戸時代にタイプスリップしたような不思議な気分を味わえました。

 個人的に驚いたのは、銀座ならではの高級寿司を味わえる寿司屋台。「特上にぎり『蔵』」(1800円)、「特撰三貫『銀座』」(1200円)、「厳選貝三貫『赤の将軍』」(1200円)など、回転寿司としてはかなり攻めた価格のメニューが並びます。「くら寿司」としてはかなり攻めた価格設定ですが、広報担当によると「銀座は日本を代表する有名店が数多く並ぶエリアです。だからこそ銀座店では、『回転寿司でもいつもとちょっと違う味を楽しんでみたい』という思いをかなえられるメニューをそろえました」と語ってくれました。

 また、焼きたての団子の「くらだんご」は、みたらし、あんこ、抹茶あん、白あんの4種類を用意。
焼きたてのお餅はもちもちとした食感と、焼き目の香ばしさが合わさることで、口に入れた瞬間、とっても幸せな気分に…。1個200円とリーズナブルで、手を伸ばしやすいのもうれしいポイントです。

 それから、天ぷら屋台では、「特上天ぷら盛り」(1300円)や「阿波の足赤海老天盛り」(1000円)、「豪快穴子一本揚げ」(1000円)といった、通常の天ぷらメニューとは一味違ったこだわりの一品を提供。時間が経ってもサクサク感が続く本格的な味わいです。

 気軽に江戸時代に旅行に行った気分を味わえるグローバル旗艦店 銀座。GWのおでかけ先の候補にもぴったりのスポットでした。