ABEMAの人気恋愛番組『オオカミ』シリーズの最新作『虹とオオカミには騙されない』第2話が、8月8日(日)に配信された。本作は、最高の恋を求めて集まった男女が、デートや共同作業を通じて“真実の恋”を見つける恋愛リアリティーショー。

だが、メンバーの中には恋をしない“嘘つきオオカミ”が潜んでおり、毎回高度な心理戦が求められる。ちなみに今回は、『虹とオオカミには騙されない』のタイトルにちなんだ新ルールも追加されており、全く予想がつかない展開になりそうだ。(文=菜本かな) ※本記事はネタバレを含みます。ご注意ください

■共同作業は、スニーカー作りに決定!

 シーズン4の『太陽とオオカミくんには騙されない』以降、恒例となっている共同作業。これまでも、カフェやアパレルショップなどの製作を通して、メンバーたちの恋が生まれてきた。

 今回の『虹とオオカミには騙されない』では、“世界に1つだけのスニーカー作り”を行うことが発表された。
シューズブランドとのコラボで、カスタムスニーカーを100足製作し、期間限定のポップアップをプロデュースするというもの。オリジナル・プロダクトの販売や、PRのために『EXIA Presents 関西コレクション 2021A/W』に出演することも明かされた。

 また、しゅうぞうが作業リーダーに就任することも決定。モモカのナイスアシストにより、セイラも一緒にリーダーを務めることになった。クールに見えるセイラの弾けるような笑顔に、スタジオからも「可愛い~!」と声が上がる。

■Takiの“ファーストブレスレット”は?

 そして気になるのが、第1話ラストで登場した新メンバーTakiの第一印象の相手。
男性陣はもちろんだが、意中の相手がいる女性陣も、どこか落ち着かない表情を浮かべる。

 まず動いたのは、モモカに思いを寄せていたしょうた。Takiを呼び出し、「Takiちゃんのこと、気になってる。もっと知りたいと思う」と猛アピール。Takiもうれしそうな表情を浮かべたが、その後「ハーフが好き」と宣言しているしゅうぞうと良い雰囲気に。英語で会話をしたり、笑うタイミングが一緒だったり…。
てっきり、しゅうぞうにファーストブレスレットを渡すのかと思ったが、Takiが選んだのはしょうただった。

 選んだ理由は、「一番フランクで、気を遣わないでくれたから」。「目をつぶってて」と言い、しょうたの手の上にブレスレットを置くロマンティックな演出に、“Takiワールド”を感じさせる。しょうたも、思わず笑みが溢れていた。

■しゅうぞうを巡る三角関係の行方は?

 第1話から注目されていたしゅうぞうを巡るセイラとさくらの三角関係。シューズ作りで、しゅうぞうの隣をキープするさくらに対して、セイラは遠くから見ていることしかできない。


 意を決してしゅうぞうに声をかけたセイラは、そこからアピールをスタート。「しゅうぞう君は、本気で恋しにきてるのかな?」「だったら、セイラもしゅうぞう君のこと、本気で好きになっても良いってことだよね?」とズバズバと問いただす。聞かれたしゅうぞうは、タジタジに。

 そして、しゅうぞうの腕の見えない位置に、絵の具で「LOVE」とメッセージを書いたセイラ。書いてある文字を見るために、必死で腕を動かすしゅうぞうだが、見ることができない。「本当に見えないじゃん」とつぶやく彼の表情からは、気持ちの変化が見えるような気がした。
こうへいに、「(セイラに)少しキュンとしてる自分がいた」と明かすシーンもあり、気持ちが揺れているのは確実だ。

 だが、さくらも負けてはいられない。「二人で仲良さそうに話しているのを見て、ブルーな気持ちになった」と照れながらも精一杯伝えた。ストレートに気持ちを伝えるセイラに対して、少し照れ屋なさくら。しゅうぞうの恋の矢印は、どちらに向くのだろう。

■かいと、太陽LINEで男らしさ発揮

 かいとに思いを寄せるモモカが計画した初の太陽LINE。
参加したのは、かいと、のあ、セイラ、しょうたの4人。しょうたは、「Takiちゃんに、ブレスレットをもらったし…」と一瞬戸惑うが、こうへいに「今行かないと」と背中を押され、行くことを決意する。

 モモカが今回の太陽ラインを計画した理由は、曖昧なかいとの答えに納得がいかなかったから。のあに気持ちが向いているのにも関わらず、「今は二人で悩んでいる」と言われたことに対して、ハッキリとした答えを出してもらうためだ。

 そこで、かいとが男らしさを発揮した。まずのあに「(会えない時間も)会いたいって思うくらい好きです」と伝え、モモカにも「俺は今はのあが好き」とハッキリと宣言。モモカは「(言うのが)遅いよ…」と笑っていたが、この男らしさに余計に思いが募ったのではないだろうか。

 ラスト、メンバーたちのもとに通知音が鳴り響く。太陽LINEの誘いだ。仕掛けたのは、りの。両想いだったこうへいではなく、エザキを誘った。「誰と話したか思い出すとき、いつもりのが浮かぶ」「顔可愛いと思う。顔が好き」と言うエザキのストレートなアプローチに、心が動いたのかもしれない。三角関係が火花を散らす第3話も必見だ。