コロナ禍で旅行が難しい今日この頃。ブッキング・ドットコム・ジャパン株式会社(以下、ブッキング・ドットコム)の調査によると、日本の旅行者の半分以上(56%)が「2020年に思うまま旅行ができなかったことから、2021年にはさらに旅行をしたいと思うようになった」と回答している。

これを受け同社は、「安全に旅行が出来るようになった時に行きたい旅先」についても調査を実施。調査を基に、コロナが明けた際に各世代が楽しめるおすすめの旅先を発表した。

■Z世代にはニューヨークがおすすめ!

 本調査は、今後12ヵ月の間に旅行を計画している、28の国と地域の成人2万8042人を対象に行われたもの。

 これによると、Z世代(10代~20代)の3分の1以上(37%)が、「安全に旅行が出来るようになった時の最初の旅行として、ニューヨークへ一人旅をしたい」と回答していることが明らかになった。

 ニューヨークは、多種多様な文化を体験しながら一日中新しい発見が出来るとして、「一人旅にぴったりの旅先」とブッキング・ドットコムも太鼓判。また、おすすめの滞在先には、カラフルなレンガ壁とガス灯が特徴のホテル シャーマンが選ばれた。


■20代~40代には“サステナブルな旅行”を

 さらに、20代~40代のミレニアル世代におすすめな旅先には、マレーシアのマラッカが選出された。マラッカは“グリーンシティ”のコンセプトを積極的に取り入れており、調査で世界のミレニアル世代の旅行者の半分以上(57%)が「よりサステナブルな旅行をしたい」と答えたこの世代にぴったり。ちなみに、おすすめの滞在先は、環境保護への数々の取り組みを行っているザ リュックサック カラテル ガーデンウィングだそうだ。

 そのほか、3分の1(33%)が都市への旅行を望んだ50代~70代のベビーブーマー世代には、美しい街並みが広がり街歩きのスポットとしても人気のオーストリアのウィーン、42%が「ビーチで休暇を取りたい」と回答した40代~50代のX世代には、シュノーケリングやマングローブでのカヤックなどが楽しめるコロンビアのカリブ沿岸にある国立公園内のイスラ・デル・ロサリオがおすすめという結果になった。

【「『旅行』に関する調査」概要】
調査対象:今後12ヵ月の間に旅行を計画している28の国・地域の計2万8042名の成人
集計時期:2021年1月
調査方法:オンラインアンケート