1997年公開の『ベスト・フレンズ・ウェディング』は、コメディタッチのロマンス映画。しかし、オーディションでは笑ってもいられない状況があったようだ。主演のジュリア・ロバーツと、相手役候補だったラッセル・クロウの気まずいエピソードが明らかになった。

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 『ベスト・フレンズ・ウェディング』は、親友で元恋人のマイケルから、結婚の知らせを受け取った主人公ジュリアンが、今でも彼を愛していることに気付き、あの手この手で結婚を阻止しようとするロマンティックコメディ映画。主人公を演じるジュリア・ロバーツの相手役に、ラッセル・クロウの起用が検討されたが、オーディションがうまくいかなかったようだ。

 Vultureによると、本作のメガホンを取ったP・J・ホーガン監督が、今月発売されるスコット・メスロフの著書「From Hollywood with Love:The Rise and Fall (and Rise Again)(原題)」の中で明かしたもので、「何がいけなかったのかわからない」「経験した中で最悪の読み合わせの一つだった」と振り返っているという。

 ホーガン監督は、「僕が思うに、ラッセル・クロウは知る中で最も素晴らしい俳優だった。彼はいずれビッグスターになると予感のようなものがあった」と言い、ジュリアとラッセルの読み合わせを行ったことを告白したそう。

 「ラッセルはジュリアの反対側に座り、手に握った脚本をじっと見つめて、ジュリアを見なかった。そしてすべてのセリフを単調に読み上げたんだ。途中ジュリアはテーブルに乗り出して、ラッセルの顔に近づいて見つめたりして、アイコンタクトを取ろうとしたけど、それでもラッセルは、ジュリアのことを見なかった」。

 「読み合わせの終わりに、ラッセルが僕のところに来て、すごくうまくいったと思うと言った。そしてその時、彼の出演はないなと悟った」と振り返っているそうだ。

 結局、元恋人マイケル役にはダーモット・マローニーが起用され、映画は大ヒットを記録。名優といえども、相性があるようだ。