女優の橋本環奈が主演を務める映画『バイオレンスアクション』の追加キャストとして、佐藤二朗、城田優、高橋克典、岡村隆史の出演が発表された。併せてキャラクタービジュアルも解禁された。



【写真】『バイオレンスアクション』追加キャスト キャラクタービジュアル

 浅井蓮次と沢田新による同名人気漫画(小学館「やわらかスピリッツ」連載中)を実写化する本作は、ピンクのショートボブでゆるふわな雰囲気の女の子・菊野ケイが日商簿記検定2級取得を目指し専門学校に通いながら、アルバイトをする日常を描く。ただし、そのバイト先は指名制の殺し屋で、ケイはナンバーワン指名の実力を持つ超すご腕の殺し屋(ヒットガール)。どんな相手にも臆せずバイトとしてターゲット撃破を完遂し、バイトが終われば「おつかれさまー」とさっそうと現場を後にする。そんなゆるふわ最強ヒットガール・菊野ケイに史上最悪の依頼が舞い込んでくるー。

 主人公・菊野ケイ役を務める橋本環奈を筆頭に、ケイに急接近するヤクザの会計士テラノ役に杉野遥亮、ケイに想いを寄せる同級生・渡辺役に鈴鹿央士、ケイのバイト先の店長役に馬場ふみか、殺し屋の金子役に森崎ウィン、狂犬ヤクザのアヤベ役に大東駿介、そして凄腕スナイパーのだりあ役で太田夢莉が出演する。

 今回新たに4人の追加キャストが発表。巨大なヤクザ組織のダジャレ好きな三代目組長役を務めるのは佐藤二朗。そして原作でも絶大な人気を誇り、ヤクザの用心棒で独特な鼻歌とともに登場する最狂の殺し屋みちたかくん役に、城田優が地毛を銀髪に染め上げ臨む。
 
 さらに三代目の下で次期組長の座を狙う野心家のヤクザ・木下役には高橋克典。ケイを仕事の依頼先まで送り迎えする超絶ドライビングテクニックを持つ運転手のヅラさん役を、ナインティナインの岡村隆史が演じる。

 各キャラクターのクセつよなビジュアルも解禁された。威厳のある表情と腕組みを見せる着物姿の三代目、戦闘態勢にもかかわらず無表情が逆に怖いつなぎ姿のみちたかくん、鋭い眼光でにらみを利かせる野心家のヤクザ木下、そして巨大なマグナムを海老反りで構え不自然なリーゼントが際立つヅラさんの姿を捉えている。


 映画『バイオレンスアクション』は、今夏全国公開。

 追加キャストのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

◆佐藤二朗(三代目役)

 「笑い方がおばさん」「精神年齢は還暦」等々、失礼にも程があることを冗談めかして俺は橋本環奈に言ってるが、実はコレすべて、彼女の年齢に似つかわしくない度量の深さや器の大きさを称賛しているのである。気恥ずかしいので本人には絶対に言わないが。そしてその深さや大きさに相応しい、稀に見る素晴らしい女優であることも、本作はきっと証明してくれるだろう。

 俺が絶大な信頼を置く監督、瑠東東一郎が、深く大きい橋本環奈をどう料理するか、早く観たくてたまらない。

◆城田優(みちたかくん役)

 原作でも人気の高いみちたかくん役のオファーをいただき、本当に自分で良いのだろうかと悩んだ部分もありましたが、今回、原作の先生からのご指名ということもあり、打ち合わせを重ね、ありがたくお引き受けしました。

 愛のある瑠東監督、そして主演でありムードメーカーの橋本環奈さんをはじめ、最高に熱いスタッフ、キャストの皆さんと、刺激的で笑いの絶えない楽しい撮影の日々でした。

 役としては、少しでもみちたかくんに近づけられるよう身体を作り、アクションシーンも、ある1カットを除き、全て自分でやらせていただきました。これまで何度もご一緒しているアクションチーム「Gocoo」の皆さんとのリハーサルの日々もとても良い時間でした。
ダイナミックで容赦のないみちたかくんになり切れているかどうか、是非スクリーンで確認していただきたいです。そして僕自身も仕上がりを楽しみにしている“日本初のアクション”シーンにもご注目ください。


◆高橋克典(木下役)

 お話をいただき原作マンガを読んで撮影を楽しみにしていました。この作品をどう実写化するのか。

 瑠東東一郎監督の機転、遊び心、洞察力全てにおいて自分を預け、楽しませていただきました。

 私が参加させていただいた撮影現場では、橋本環奈ちゃんが小さな身体でこなす見事なアクションにワクワクし、録り重ねるカットのスリルとスピード感、どんなエンターテイメントが出来上がるのか!ぜひデカいスクリーンで体感しに来てください。

 これまでテレビの作品が多かったので、なかなかお話をいただけない映画のお誘い、「映画」の中での高橋克典を観てみてください。

◆岡村隆史(ヅラさん役)

 ムービースターをやらせてもらってます岡村隆史です。

 この映画に出演するにあたり、何があってもいいように、縄跳びを始めました。(役作りよりも体力作り)

 ヅラさんは、薄毛の治療も行っている私にはぴったりの役だと思いました。特殊メイクにも慣れていますので。

 ちっさいおっさん、所狭しと暴れ回っておりますので、ぜひ劇場でその暴れっぷり、はしゃぎっぷり、いきりっぷりをご鑑賞ください。

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